行政

用語解説 -か行-

 あ行    か行    さ行   た行   は行   ま行   ら行   わ行

家族経営協定

家族経営が中心の農業が,魅力ある職業となり,男女を問わず意欲をもって取り組めるようにするために,経営内での家族一人一人の役割と責任を明確にし,それぞれの意欲と能力が十分に発揮できる環境づくりが必要である。その実現のため,農業経営を担っている世帯員相互間のルールを文書にして取り決めたものが家族経営協定である。経営主と配偶者,後継者,その他家族間は自由な意思に基づいて経営のやり方や所得の配分,委譲計画や生活上の諸事項について取り決めを行うこと,などが盛り込まれる。

間接差別

外見上は,性中立的な規定・基準・慣行等が,他の性の構成員と比較して,一方の性の構成員に相当程度の不利益を与え,しかもその基準等が職務と関連性がないなど合理性・正当性が認められないもののこと。

クオーター制

積極的改善措置(ポジティブ・アクション)の方法の一つであり,「割り当て制度」ともいう。特定の割合で委員会等の委員への登用や採用・昇進を行ったり,選挙の候補者とすることで格差是正を図ろうとする制度。

合計特殊出生率

15歳から49歳までの女性の年齢別出生率の合計で,1人の女性が一生の間に産む平均こども数を表す。

高齢化

国連は,総人口に占める65歳以上の人口が7%を超えると「高齢化社会(人口)」,14%を超えると「高齢社会(人口)」と位置づけている。日本では諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行している。また,介護を担っているのが圧倒的に女性であることや,高齢になるほど女性の割合が高いことから,高齢者問題は女性問題ともいわれている。

国際婦人年

昭和47年(1972年),第27回国連総会に置いて,性差別撤廃に向けて世界的規模の動きを持って取組むために,昭和50年(1975年)を「国際婦人年」とすることを決議した。同年,メキシコで「国際婦人年世界会議」が開催され,「メキシコ宣言」と「世界行動計画」が採択された。

国籍法・戸籍法の改正

国籍法及び戸籍法の一部を改正する法律のことで,以下のような改正が行われた。

  • 国籍法の改正
    (1)子は,出生の時に父又は母が日本国民であれば日本国籍を取得する。
    (2) 日本国民の配偶者の帰化条件を男女同一にする。
  • 戸籍法の改正 外国人と婚姻した日本人は,婚姻した日から6か月以内に届出をすることにより外国人配偶者の称している氏に変更することができ,離婚等により婚姻を解消したときは,その日から3か月以内に届け出ることにより婚姻の際に称していた氏に変更することができる。

固定的性別役割分担

男女を問わず個人の能力等によって役割の分担を決めることが適当であるにもかかわらず,男性,女性という性別を理由として,役割を固定的に分けること。「男は仕事・女は家庭」,「男性は主要な業務・女性は補助的業務」等は固定的な考え方により,男性・女性の役割を決めている例であり,こうした考え方を固定的性別役割分担意識と言う。

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