水道水中のPFAS(有機フッ素化合物、通称ピーファス)については、令和8年度より新たに水質基準とされ、検査頻度が増える等、規制が強化されています。県内の一部の井戸水等で検出の報道がなされており、関心が高まっていることから、改めて水道事業の取組とあわせて紹介します。
PFAS(有機フッ素化合物)とは
PFAS(有機フッ素化合物)とは、主に炭素とフッ素からなる化学物質で、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物のことを指し、1万種類以上の物質があるとされています。
PFOS・PFOAについて
PFAS(有機フッ素化合物)のうち、代表的なものとしてPFOSとPFOAがあります。
PFOS・PFOAについては、有害性が指摘されていることから、令和2年度に水質管理目標設定項目(水質管理目標値50ng/L(暫定値))に位置づけられました。
最新の基準改正について
令和7年6月には水質基準に関する省令改正が行われ、PFOS・PFOAは水質基準に格上げされ、令和8年4月1日から施行されています。これにより年4回の検査が義務づけられました。
城里町の水道水質検査結果について
城里町では、水質管理目標に設定された令和2年度から配水系統ごとに検査を実施し、その結果を公開しています。
検査結果では、最大4ng/Lが検出されていますが、国が定める水質目標値を大きく下回り、令和5年度以降は検出値も低下傾向となっています。
| PFOS及びPFOAの合算値(単位ng/L) | ||||
| 年度 | 目標値 | 石塚系統 | 小松系統 | 赤沢系統 |
| 令和7年度 | 50 | 2 | 1 | 0 |
| 令和6年度 |
3 |
1 | 0 | |
| 令和5年度 | 4 | 4 | 0 | |
| 令和4年度 | 3 | 1 | 0 | |
| 令和3年度 | 2 | 0 | 0 | |
| 令和2年度 | 4 | 1 | 0 | |
人体への影響について
水質の目標値(暫定)は、設定当時の科学的知見に基づき、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2ℓ飲用したとしても、この濃度であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されています。(環境省作成「PFOS及びPFOAに関する対応の手引き(第2版)」より)
参考
〇環境省ホームページ「有機フッ素化合物(PFAS)について」
https://www.env.go.jp/water/pfas.html