くらし
光化学スモッグ・PM2.5情報について
光化学スモッグとは
工場や自動車からの排出ガス中の窒素酸化物とガソリンや溶剤に含まれる揮発性有機化合物が大気中で紫外線を受けて反応することにより、有害な光化学オキシダントが生成されます。この光化学オキシダントが高濃度に達すると大気中で白いもや状となりますが、この現象が光化学スモッグと呼ばれるのもです。
光化学オキシダント濃度は日差しが強くて気温が高く、風が弱い日に高くなる傾向があります。
光化学スモッグの注意報の発令条件
光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上で、継続するおそれがある場合。
茨城県のホームページで注意報等の発令状況を掲載しています。
茨城県大気汚染常時監視情報(新しいウィンドウで開きます)
PM2.5とは
PM2.5とは大気中に浮遊する粒径2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子(髪の毛の太さの30分の1程度)のことです。
発生原因はボイラーから出るばい煙や自動車の排出ガスなどがあり、風が弱い日に濃度が高くなることがあります。
県内18箇所でPM2.5の常時監視を実施しています。
PM2.5の環境基準は
「1年平均値が15μg/立方メートル以下であり、かつ、1日平均値が35μg/立方メートル以下であること。」
環境基準とは人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準であり、基準を超過した場合でも直ちに健康への影響が現れるものではありません。
また、環境省ではPM2.5に関する情報のサイトを開設しています。
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報(新しいウィンドウで開きます)
PM2.5の注意喚起の判断基準
PM2.5の濃度が、専門家会合において「暫定的な指針となる値」とされた1日平均値70μg/立方メートルを超えると予想される場合は、次のとおり注意喚起を行います。
(1)午前5時、6時、7時の1時間値の平均値が85μg/立方メートルを超えた場合 午前8時ごろに実施
(2)午前5時から正午までの1時間値の平均値が80μg/立方メートルを超えた場合 午後1時ごろに実施
茨城県のホームページで注意報等の発令状況を掲載しています。
茨城県におけるPM2.5の状況(新しいウィンドウで開きます)
注意喚起時の行動の目安
・屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ控える。
・屋内での換気や窓の開閉を必要最低限にし、外気の侵入をできるだけ避ける。
・特に、呼吸器系や循環器系の疾患のある方、小児、高齢者の方は、体調に応じて、より慎重に行動する。
情報メール配信
茨城県では光化学スモッグとPM2.5の情報をメールで配信しています。配信を希望される方は下リンク先のページから登録してください。
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