本町役場所管施設は、多くのエネルギーを使用していることから、町内最大級の事業者として、町民や事業者への波及効果の大きさを踏まえ、地球温暖化対策を率先して実行することを目的として、地球温暖化対策の推進に関する法律第20条の３に基づき、本計画を策定しました。

１　計画の目的及び位置づけ

(1)　計画の目的

　町が積極的にエネルギーの効率的利用を行い、以下の項目を目指すことで地球温暖化対策の推進を図ることを目的とします。

　　(1)自ら排出する温室効果ガスの削減を図る。

　　(2)町民・事業者の模範となることで、町民や事業者の自主的・積極的な行動を促進する。

(2)　計画の位置づけ

　本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律（以下、「温対法」という。）第21条第1項に基づき、町の事務事業に伴い排出された温室効果ガスを削減するための計画です。町の最上位計画である。「第2次城里町総合計画」をはじめ、他の関連計画との整合を図るものとします。

２　対象とする温室効果ガス

　本計画において対象となる温室効果ガスは、温対法で定めるガス7種類のうち、町の事務事業により排出される「二酸化炭素」、「メタン」、「一酸化二窒素」、「ハイドロフルオロカーボン」の4種類とします。

３　計画の期間及び基準年度

(1)　計画の基準年度

　基準年度は、国の「地球温暖化対策計画」及び「政府の実行計画」に合わせ、平成25(2013)年度とします。

(2)　計画の期限

　計画期間は、国の「地球温暖化対策計画」及び「政府の実行計画」に合わせ、令和元年(2019)年度から令和12年(2030)年度までの12年間とし、中間目標年度は、令和6年(2024)年度とします。

４　温室効果ガス総排出量の削減目標

　国の「地球温暖化対策計画」では、温室効果ガス排出量の削減目標として、「2030（令和12)年度において2013(平成25)年度比26％削減」を掲げています。このうち、地方公共団体が含まれる「業務その他部門」については、2013(平成25)年度比40％削減を掲げています。

　城里町温室効果ガス総排出量の削減目標については、国の「業務その他部門」における削減目標に準じ、2030(令和12)年度に2013(平成25)年度比40%削減、目標排出量4,063t－CO₂を掲げます。

　　　　　　温室効果ガス総排出量の削減目標（目標年度2030年度）

　　　　　　　　基準年度(2013年度)比　　　40％削減

　　　　　　　　目標排出量　　　　　　　4,063　t－CO₂

 

５　目標達成に向けた取組の基本方針

　温室効果ガスの削減に向けて、基本目標を達成するためには具体的な取組を継続していくことが必要です。そのため、基本目標達成に向けた具体的な取組方針として、本計画の目標を達成するため、次の行動を推進します。

　　　　　　基本目標：温室効果ガス総排出量40％減

　★基本方針１．職員一人一人が環境に配慮した行動の実践

　　　1-1　省エネルギー行動の実践

　　　1-2　省資源行動の推進

　★基本方針２．公共施設の低炭素化

　　　2-1　省エネルギー設備の導入

　　　2-2　再生可能エネルギー設備の導入

　　　2-3　施設の運用改善

　★基本方針３．循環型社会の推進

　　　3-1　グリーン購入等の推進

　　　3-2　廃棄物の削減、リサイクルの推進

　　　3-3　環境に配慮した設計・施工

　　　3-4　イベント等における環境配慮

６　進捗状況の公表

　本計画の進捗状況は、温室効果ガス総排出量の実績値や基準年度比減少率等を、年1回、本町のホームページ等を通して公表することとします。