日常生活支援制度

母子家庭を対象とした無利子（一部有利子）の融資制度があります。
貸付けする資金は次のとおりです。

母子福祉資金

（令和5年度）

貸付金の種類	貸付金の内容	貸付金の限度額	償還期限	利率
修学資金	20歳未満の児童が高校、大学等で修学するために必要な費用（授業料等） （国公立、私立等により金額が違い ます。）	（月額） 高校：27,000～52,500円 短大：67,500～131,000円 大学：71,000～146,000円 専修学校：52,500円	20年以内	無利子（子が借受人の場合は親等が連帯保証人になること。親が借受人の場合は連帯保証人は不要；修業資金、就職支度資金(児童に係るものに限る)及び就学支度資金についても同様）
就学支度資金	20歳未満の児童が小、中、高校大学及び修業施設に入学、入所するために必要な費用（被服費等）	小学校：  64,300円 中学校：  81,000円 国公立高校： 160,000円 私立高校：　420,000円 国公立大学等：380,000円 私立大学等： 590,000円	就学20年以内 修業５年以内	無利子（修学資金に同じ）
技能習得資金	母が事業を始めたり、就職するた めに必要な知識技能を習得するための費用（訪問介護員、パソコン、栄養士等）	（一般）月額：68,000円 （特別）一括：816,000円 運転免許：460,000円	20年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
修業資金	20歳未満の児童が事業を始めたり就職するために必要な知識技能を習得するために必要な費用（授業料等）	（月額）：68,000円 高3在学で就職希望の児童が運転免許を取得する場合：460,000円	20年以内	無利子（修学資金に同じ）
就職支度資金	母、20歳未満の児童が就職するために直接必要な費用（被服費等）	（一般）：105,000円 （特別）：340,000円	６年以内	母:保証人有:無利子 　保証人無:年1%   児童:保証人の有無に係わらず無利子
医療介護資金	１年以内の医療又は介護保険法に規定する保険給付に係るサービスを受けるのに必要な費用	（医療）：340,000円 （特別）：480,000円 （介護）：500,000円	５年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
生活資金	母が、(1)技能習得期間中、(2)医療若しくは介護を受けている間、(3)母子家庭になって7年未満、(4)失業して1年以内の生活を安定・継続するために必要な生活費	（一般）月額：108,000円 （技能）月額：141,000円 母が生計中心者でないとき：69,000円	(1)のとき20年以内 (2)のとき５年以内 (3)のとき８年以内 (4)のとき５年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
住宅資金	住宅の建設、購入、補修、保全、改築、 又は増築の費用	1,500,000円 （特別）：2,000,000円	６年以内 特別は７年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
転宅資金	住居を移転するため住宅の賃借に際し必要な費用（敷金等）	260,000円	３年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
結婚資金	母子家庭の母が扶養する児童が婚姻に際し必要な費用	310,000円	５年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
事業開始資金	事業（例えば洋裁、軽飲食、文具販売、菓子小売業等）を開始するために必要な設備、什器、機械等の購入資金	個人：3,260,000円 団体：4,890,000円	７年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%
事業継続資金	現在営んでいる事業を継続するために必要な商品、材料等を購入する運転資金	個人：1,630,000円 団体：1,630,000円	７年以内	保証人有：無利子 保証人無：年1%

※この資金の貸付にあたっては、資金の必要性や返済についての審査があります。審査には日数を要しますので、余裕をもって相談してください。融資をうけたいときは、事前調査等所要の手続きが伴います。
※償還方法は、年賦、半年賦、月賦いずれかの元利均等償還です。
※この資金の償還にあたり滞納があった場合、元利金につき年3%の違約金が発生しますので、計画的に活用してください。

※手続において、必要な本人確認資料は以下のとおりです。

　・運転免許証　・マイナンバーカード　・パスポート等

※詳しいことは、福祉相談センターにお問い合わせください。

 

母子福祉小ロ融資資金

みなさんが、日常生活のうえでお金が必要になったとき、10万円まで無利子で借りることができます（教育用資金については、20万円まで）。