用語解説 -あ行-
ILO第156号条約
「ILO」とは、国際労働機関(International Labor Organization)の略。国際専門機関の1つで、国際的な労働基準の設定、労働条件の向上を目的として1919年(大正8年)に創設。日本は1951年(昭和26年)に加盟。1981年(昭和56年)の総会で「家族的責任を有する労働者の機会均等及び平等待遇に関する条約」(第156号)と勧告(第165号)を採択した。ILO156号条約では、各加盟国が育児や介護等の家族的責任を有する労働者についてそうした労働者のニーズに対応した措置を講じ、労働者一般の労働条件を改善することを義務づけている。
アンペイドワーク
無償労働と訳され、賃金、報酬が支払われない労働、活動を意味する。内閣府(旧経済計画庁)では、無償労働についての貨幣評価額を推計しているが、同推計においては、無償労働の範囲は、サービスを提供する主体とそのサービスを享受する主体が分離可能で、かつ市場でそのサービスが提供されうる行動とされ、具体的には、家事、介護・看護、育児、買物、社会的行動を無償労働の範囲としている。
育児・介護休業法
「育児休業・介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のこと。従来の「育児休業に関する法律」では、1歳に満たない子を養育している労働者が希望した場合、身分や地位を失わずに一定期間休業できる制度を事業主に義務づけていたが、これが介護休業を盛り込む形で改正され、平成11年(1999年)4月1日から介護休業制度導入が義務づけられた。男女を問わず取得することができる。
NPO
行政・企業とは別に社会的活動をする非営利の民間組織をいう。平成10年(1998年)に、この組織に法人格を与え、活動を支援するため特定非営利活動促進法(いわゆるNPO法)が成立した。
M字カーブ(M字型就労曲線)
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エンパワーメント
「力をつけること」をいう。みんなで力を合わせ、ともに力をつけ、一人ひとりがその人らしく活動する中で、政治的、経済的、社会的及び文化的状況などを変えていく力をもつことをいう。1995年(平成7年)の第4回世界女性会議などでは「女性のエンパワーメント」が主要課題となった。
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- 2015年9月16日
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