○城里町建築協定に関する縦覧及び意見の聴取に関する規則
平成17年2月1日
規則第126号
(趣旨)
第1条 この規則は,建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)第71条,第72条第1項及び第73条第3項の規定に基づき,建築協定に関する縦覧及び意見の聴取に関して必要な事項を定めるものとする。
(縦覧場所)
第2条 建築協定書(以下「協定書」という。)の縦覧場所を城里町役場に置く。
(縦覧開始の公告)
第3条 町長は,法第73条第3項の規定に基づき協定書の縦覧を開始しようとするときは,その旨を公告しなければならない。
2 法第71条及び前項の公告は,城里町公告式条例(平成17年城里町条例第3号)第2条第2項に定める掲示場に掲示して行う。
(縦覧手続)
第4条 協定書を縦覧しようとする者(以下「縦覧人」という。)は,縦覧場所に備付けの建築協定縦覧受付簿(様式第1号)に所定の事項を記入し,係員の承認を受けなければならない。
(縦覧手数料)
第5条 協定書の縦覧は,無料とする。
(持出禁止)
第6条 縦覧人は,協定書を縦覧場所の外へ持ち出してはならない。
(縦覧時間等)
第7条 協定書の縦覧時間は,次に掲げる日を除く日の午前8時30分から午後5時までとする。
(1) 日曜日及び土曜日
(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
(3) 12月28日から翌年の1月4日までの日(前号に掲げる日を除く。)
(協定書の返納)
第8条 縦覧人は,縦覧を終わった場合又は縦覧時間を経過した場合は,直ちに係員に協定書を返納しなければならない。
(異議の申出)
第9条 法第71条の規定による縦覧において,協定書の内容について異議のある者は,縦覧期間満了後7日以内に町長に異議申出書(様式第2号)で,その旨を申し出ることができる。
(縦覧の停止又は拒否)
第10条 町長は,次の各号のいずれかに該当する者の縦覧を停止し,又は拒否することができる。
(1) この規則又は町長の指示に従わない者
(2) 協定書を汚損し,若しくは損傷し,又はそのおそれがあると認められる者
(3) 他人に迷惑を及ぼし,又はそのおそれがあると認められる者
(指定職員)
第12条 意見の聴取は,町長の命じた職員(以下「指定職員」という。)が主宰する。ただし,次の各号のいずれかに該当する職員は,指定職員となることができない。
(1) 協定者又は異議申出人の親族である職員又は親族であった職員
(2) 協定者又は異議申出人の法定代理人,後見人又は保佐人である職員
(関係職員の出席)
第13条 指定職員は,必要があると認めるときは,意見の聴取に関係行政機関の職員(以下「関係職員」という。)の出席を求めて意見を聴き,又は説明を求めることができる。
(口述審問)
第14条 意見の聴取は,口述審問によって行う。
(代理人)
第15条 協定者又は異議申出人が意見の聴取に出席できない場合は,代理人を出席させることができる。
(陳述書による意見の聴取)
第16条 第14条の規定にかかわらず,異議申出人又はその代理人が意見の聴取に出席できない場合で,あらかじめ,当該建築協定に関する陳述書を町長に提出しているときは,その陳述書及びその事項に関して調査に当たった関係職員が作成し,かつ,署名した調査書を朗読することにより,口述審問に代えることができる。
(欠席者)
第17条 協定者,異議申出人又はこれらの代理人が意見の聴取に出席できない事由があるときは,その事由を記載した欠席届(様式第6号)を意見の聴取開催日の3日前までに町長に提出しなければならない。
2 異議申出人又はその代理人が前項の届出をしないで意見の聴取に欠席した場合は,異議の申出がなかったものとみなす。
(意見の聴取の延期)
第18条 町長は,必要があると認めるときは,意見の聴取の期日を延期することができる。
(定足数)
第19条 意見の聴取は,協定者の半数以上の出席がなければ開催することができない。ただし,第15条の規定による代理人の出席は,協定者の出席数に加算する。
(証人及び参考人の出席等)
第20条 協定者,異議申出人又はこれらの代理人は,意見の聴取に際して,自己に有利な証人又は参考人を出席させ,かつ,自己に有利な証拠又は資料を提出することができる。
(発言及び発言の停止)
第21条 意見の聴取に出席した協定者,異議申出人,代理人,関係職員,証人及び参考人は,口述審問において発言することができる。
2 前項の規定により,発言しようとする者は,あらかじめ指定職員の許可を受けなければならない。
3 発言の内容は,意見の聴取しようとする事項の範囲を超えてはならない。
4 指定職員は,発言の内容が意見の聴取の範囲を超えていると認めるときは,その発言の停止を命ずることができる。
(意見の聴取の記録)
第22条 指定職員は,意見の聴取の出席者の住所,氏名,次第及び協定書の説明又は意見等の内容の要点を町の職員に記録させ,記録署名人とともに署名しなければならない。
2 指定職員は,意見の聴取に先立ち,協定者,異議申出人又は代理人のうちから記録署名人3人以内を選出するものとする。
(場所の秩序保持)
第23条 指定職員は,意見の聴取場所を整理し,又はその秩序を保持するために必要があるときは,傍聴人の数を制限することができる。
2 指定職員は,意見の聴取を妨害し,又は意見の聴取場所の秩序を乱す者に対して退場を命ずることができる。
(傍聴人)
第24条 意見の聴取会を傍聴しようとする者は,自己の氏名,住所,職業を受付簿に記入し,指定職員の許可を得なければならない。
2 傍聴人は,指定職員の指示に従わなければならない。
附則
(施行期日)
1 この規則は,平成17年2月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の日の前日までに,合併前の常北町建築協定に関する縦覧及び意見の聴取に関する規則(平成11年常北町規則第5号)の規定によりなされた処分,手続その他の行為は,この規則の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(令和5年規則第14号)
この規則は,令和5年4月1日から施行する。