広報 しろさと No.017 2006(平成18)年 6月
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新聞紙で折った兜を頭に乗せて、大きな声で「鯉のぼり」の歌を、大の男が数十人で唱いました。これは笠間陶炎祭で5月5日に行われた、小学生土而コンクールの表彰式のオープニングセレモニーのひとこまで、私も3番までこの歌を唱ったのは初めてでした。このコンクールは、今まで西茨城郡区域内での学校参加だったものが、今年から城里町内全小学校も参加して、全出品者の作品が展示されていました。その中の優秀作品が表彰されましたが、子供たちが自分で物を作り、土面の中にその思い子酔偲の日に思ったことを表現するという事で、大変素晴らしいことだと思いました。ところで、歌を唱っていて、最近新しい鯉のぼりの竿を見る恥が少なくなって農村風景も寂しいものになってきたなと感じたところです。子供の日の歌に「背いくらべ」がありますが、これも、ちまき食べ食べ測ってくれる兄さんがいないなどとあわせて、少子化を反映している象徴でもあるのかも知れません。町では、平成鴫年皮より、第3子以降の方に、出産・育児奨励金制度を設けました。少しでも少子化対策の一助になればと思っています。今視力やや表へてより桜好き飯田勇一ぜんまいを採る人熱舞声響き山黄腫。征行杉山に真昼の暗さ鍋牛和田範子錘のぼり平らに残る靴のあと竹内幸子田を植えて先づ夕映えに拍手され雌洲寿芙忠そこはかと漂よう香気夜の桜今瀬多代美券梅の触れ合ふ程に太りけり飯村昭子連休を待ち毒の田のさざ波す仲田こう券耕や畑に靴のよく沈み藤の雨さらり謬獅齢薙駁高橋芦江里山の吟気を分けて友とをり阿久津あい子鑑の子の羽音で母に応へけり仲田まちゑ木の芽山ゆったり眺め湯治風呂飯村愛子花祭記憶の中の下駄赤しいそく角』、よ枝の揺れ一瞬激し日雷瀬谷博子一・織談野球てふ言葉作りし子規居士も鈴艇にて世界一を薯びゐむか藤原千代|伊魂句I文暮しろさと畑野みち「土筆の坊や」目覚めゐて陽は燦燦と照り微風だになし青柳京子しだれ梅ピンクの花の咲き初めて庭はほのぼのと匂ふ券来ぬ秋山愛子抑ける時経しいちゃう樹ねざらひて共の伐りロに酒そそぎやる大森久子樹木にも限られし命あるものと庭の古木にわが身童ねる佐川あや封諦溌髄識織蕊っ杉山みちこエプロンのポケットの買物メモ紙より時に拙きうたも生れくる渡辺千妙子家守り議負の夫を支え二十年陰の力の姿の座重し宮本ふみ江難鯨裁瀧羅篤瀦、所美忠子バックよりラベンダーのハシ功チ出でくれば北海の錐の忠ひ出建ろ山形式妙春めいて野山の色も初夏らしく朝日を浴びて春は去・り行く市川災子水謹みおたまじゃくしを迫い得いる子等の手ふぐりあちらこちらと岩下通子眠牧ない夜のつづく昨旦那梯想い出しては又眠牧ない富画欽子針の手を休めて見牧ぱ庭先のふじの花匂う紫の濃し岩下頭美知野やわらかい日射しを浴びて若芽ふくこぶしにぎりてわらぴのぞさぬ阿・艮山ウメノ一耐閥祁怖いのは率マンション通学路山本隆荘私のみ此の世を泳ぐ錘のぼり加藤鉦好詠縦篭難詰》毒癖り掘る手胴嘩坤の錨地歩し大きいじゃがいもざる一杯に山ロ領億劫なるままに進肥を怠りて育ち小さき長芋を掘る薄井ひろ髪さみつるさくらの花の指すままに去りにし人を思い侍ちいる枝不美ひとり去り一人逝きたる花桐会淋しさ越えて歌作りゆかむ鈴凡和枝山のなだりを麺ひ尽くし》窪く「カタクリ」の花むらささは心にしむる川上千代子雑鯉総零灘職湾噸島愛子芽吹きたる柳を映す池の辺の浄土に鎖もり建つ阿弥陀堂多田志保年畠ただうれし離れ住みいる男孫二人大学院に合格したれば坪井.きよ子Tシヤ”の柄を呼び名に「たいやきくん」と吾座を覚えていたる畦菜子塵萩谷掻暮子にしき蓮暦前にて一休みぞ今後はおだやか人生送らむ和如美智子友待つとふ灸塚節の歌碑読めば那珂川畔に待てる偲ぱる富田佐智子広報しろさと2006年6月'四

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