広報ななかい No.197 1994(平成6)年 9月
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主要地方道笠間・緒川線 の石寺時における、さくら トンネル工事が順調に進み、 この度、見事に貫通したこ とは誠に喜びに堪えません。 さくらトンネル開通の暁 には、七会村から笠間市へ 通じる二つの峠の難所が解 消され、冬期の積雪による 交通難も改善されるなど、 笠間市への交通利便性が大 幅に向上するものと期待し さくらトンネルが 辞 貫通しました 平成五年に着工して以来工事が進められてき ましたさくらトンネルの貫通式が去る七月二十 六日、トンネル構内において行なわれました。 貫通の儀においては、橋本知事による発破点 火が行なわれ、また、通り始めの儀では、笠間 市長と七会村長両者が歩みよっての握手が行な われました。 最後の万歳三唱では、出席者岩○名による歓声 が約吾□mのトンネル内に響きわたりました。 尚、貫通式に併せて、県から 「交流ふれあい トンネル」として認定され、今後更なる交流と 地域の発展を期待するものです。 笠間大子線改修期成同盟会 会長・七会村長 岩下 金司 ております。 今日、地域の高齢化が進む なか、主要地方道笠間・緒川 線は、地域間交流機能のほか 地域住民のメディカルロード としての役割が、一層高まっ ております。 さくらトンネルは、都市住 民との交流に寄与するととも に、本村の医療サービスや生 活環境の向上に資するものと 確信しております。 さくらトンネルの貫通を記 念して、構内の石を「安産 のお守り」として、母子手 帳交付時に贈呈いたします。 貫通右安産の右の由来 その曹、神功皇后三韓征 伐の糊、仮の地に於て敵を 攻めあぐみ、ふと間道に洞 あり、三日三夜不眠の甲斐 ありて洞を突貫き、敵の背 より攻め大勝を得たという。 その記念にと貫通点の石を 持ち帰りて角鹿の地に上陸、 御自ら産気づき記念の石を 枕辺にはぺりたるところ、 すこぷる安らかにして男子 出産し給う。 これより随道貫通点の石 を安産の石と称し珍重され ております。 さくらトンネル貫通 平成六年七月吉日 貫通石を贈口王 しています

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