広報かつら No.365 2000(平成12)年 10月
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指摘持切□坦制海』 「つきまとい等」をされたら、すぐに最寄りの警察署・警察本部にご相談ください。 ストーカー規制法では、次のような流れで対応します。 最高で 1年以下の懲役 または 100万円以下 の罰金の「罰則」 警察への 相 談 ● 申し出 つきまとい等を 繰り返しては ならないことを 警察が「警告」 警告に違反すると 公安委員会が 「禁止命令」 「ストーカー行為」の被害に遭っている場合、警察に警告を申し出る以外に、相手を告訴 して警察に処罰を求めることができます(告訴しないと検挙することはできません)。ス トーカー行為の罰則は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金です。 r.1. ストーカーが一番欲しいのは、ターゲットにした人のプライベートのすべてです。 また、その人の感情的な反応を楽しむ場合が少なくありません。ストーカー対策は、 早期解決がポイント。つきまとわれたときは、すぐに対策を考えましょう。 ●不安なときは、辺りを警戒し、外出 にはタクシーなどを利用する。 ●防犯ブザーを携帯し、携帯電話はい つでも110香できるようにしておく。 ●ドアには二重カギとドアスコープ。 窓にも複数のカギをつける。 ●厚手のカーテンをきっちり閉めるな ど、自分が部屋にいることが外から 見えない工夫を。 ●無言電話には、応対せずに切る。 ●個人情報が書かれている書類(公共 料金ヤクレジットカードの請求書な ど)は、細かく破いてから捨てる。 自分でできる ●送り主の不明な手紙や届け物などは 受け取りを拒否し、開封せずに送り 返す。または、警察に届ける。 ●警察や信頼できる人に相談する〈 f・ いたずら電話対儒 無言電話のほかに、わいせつ電話 や暴言電話などがあります。いずれ の場合も、感情的にをらずに無言で 切るカゝ、「警察に訴えます」と短くは っきり言って切るようにしましょう。 最近では、相手先の番号が表示さ れるサービスや迷惑電話を撃退する サービスがあります。電話会社に相 談してみてくださいQ 規制の対象は 行為のプロセスに応じて〓つ ストーカー規制法による規制 の対象となるのは、「つきまとい 等」と「ストーカー行為」 の二 つです。 「つきまとい等」は、恋愛感 情など好意の感情を満たす目的 やその感情が満たされなかった ことへの恨みを晴らす目的で行 う行為と裁定されています。行 為の内容は同じでも、商品の悪 質な勧誘などによる逆恨みが原 因の場合は、この法律は適用さ れません。 「ストーカー行為」とは、「つ きまとい等」を繰り返して行う ことを指します。 (4)
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