広報かつら No.343 1998(平成10)年 12月
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ら固 か週 日廊 ます 日で ハU J2月 でば 4 ■■⊥ 「人 れ “人権の世紀”に向けて 互いの違いを認め その個性を尊重し合う 子どもの人種間遥 高齢者問題 子どもも個人として最大限に尊重 自立した一個人として接する 子どもの人権を守る あ年寄りを 大切にする心を育てる 」つよう 陰湿で執拗ないじめ、教師 による体罰、親による虐待な ど、子どもの人権lこかかわる 問題は、依然として深亥りな状 況仁あります。助けを求める ことを知らない子どもか親lこ 虐待され、死亡lこ至るという ことは、明らかな人権侵害で す。子どもも個人として最大 限に尊重されなけれぼな5な いということを、大人たちガ 自蛍するべきです。 あ年寄りというと、「あじ いさん、ぉぼあさん」といっ たイメージでとらえかちです が、実際は十人十色です。一 人一人がさまざまな人生を送 っている大切な仲間です。あ 年寄りを社会的弱者と考える のではな<、自立した一個人 として、生きがいをもった生 活ガできるよう接してい<こ とか大切です。 外国人問題 障害者問題 国際化にふさわしい 人権意識を育てる 障害者の完全参加と 平等の実現 社会的な壁を取り払おう 日本に在留する外国人は年 年増えています。そのため、 言語、宗教、習慣などの違い から、さまざまな人権問題ガ 発生しています。例えば、外 国人ガアパトヘの入居を断 られたり、公衆浴場への入浴 を拒否されたりするケスな どです。人権に国鳥はありま せん。わたしたちか領外へ出 たときの立場になり、囲って いるときには手助けをするな どの対応ガ求められています。 「障害」とは、体か不自由 であるということだけでな<、 公共的な施設や福祉サービュ ガ不十分であるために、社会 的不利益を被ることをも指し 示しています。 障害者は何も特別な存在で はな<、あ<までも、その人 それぞれガ心身にハンディを 抱えているに過ぎません。社 会的な壁を取り払い、共に生 きる社会づ<りを自指すこと ガ大切です。 〝人権の世紀〞といわれる二十一世紀 に向け、わたしたちの社会には、まだ まだ解決しなければな5ない人権問題 ガ残されています。あ互いの違いを認 め、その人の個性を尊重し合うことで 問題の多<は解決できるはずです。残 された課題について、最近の主な人権 問題をみてみましょう。 同和問題 女性問題 部落差別をな<す 女性の地位を高める 部落差別は、日本社会の歴史的発展の課程で形 づ<られた身分差別に由来するものです。この差 別により、国民の一部の人々か長い間、経済的、 社会的、文化的に低い状態を強いられてきました。 今なお結焙を妨げ5れたり就職で不公平に扱われ たりしています。部落差別は、国を挙げて解決し なければならない重要な人権問題です。 「男は仕事、女は家庭」といった男女の役割を 固定的仁者える意識ガ、社会には依然として根強 <残っています。少子化や高齢化、環境問題など、 これからの社会には、あらゆる立場の女性と男性 ガあ互いlこ知恵を出し合っていかなければ解決で きない課題ガい<つもあります。男女か協力し合 い、責任を分かち合う社会ガ必要です。 同和問題は国民的課題です 男女が協力し責任を分かち合う社会を (10)
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