広報かつら No.311 1996(平成8)年 4月
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-何事にも向上心を- 女の子の幸せを廟う〝ひな祭り″ の 3月3日、種村生涯学習講演会が中央 公民館大ホールで開催されました。 講師は「ポール・牧の笑道仏心、人 生は舞台、あなたは主役」の演題での コメディアンポール・牧さん。 「人間はひとり一人エネルギー(物体 がもっている、仕事をなしうる能力・ 元気・精力)を持っています。これか らのお話に満足してお帰りいただきた い、というエ、ネルギーを私は与えたい し、本日の講演会においでいただいた 方々で大変良かった、と思われた人は 私のエネルギーをお受けになられたこ とになります。」と、切りだすポール・ 牧さんは、北海道天塩郡の雪国、人口 700人余の酪農地帯の小さな村に生 まれ、生家は禅寺、父を幼い時に亡く し、宜しく厳しい生活の中、母から、 「悲しい時、苦しい時、.泣きたい時は 逆に笑いなさい」と育てられ、喜劇役 者の師、故榎本健一さんからは、『〝「転 ぶだけ転べ。」″転ぶことは人の痛み がわかる。これが喜劇役者 (微笑み とやすらぎを与える仕事) の原点で ある。』と教えられたことを学び、精 進を重ね、〝指パッチン″によって笑っ ていただく芸能人ではなく、「芸人」 になるまでの芸道修業の苦労話を歌 種 村 ■お得意の 〝梅パッチンカ で会場を魅了 を交えて披露し、面白く、可笑しく、 時にはしんみりと語り挑戦していく ことの向上心を説き、ポールさん自 ひと 身大切にしている 「にこにこ面で一 つかみ 神」の言葉を、聴衆者の皆さんに土 産として、また、満足したエネルギー を与えられました。 するポール・放さん ′ト 高齢者のやすらぎ行政の一つであり ます、一人暮らし老人給食サービス会 が3月26日(火)中央公民館大ホール を会場にして本年も実施されました。 『同じ地域に住み、話し合って生きて こそ、人と人との温かいおつきあいが できます。話し合うことは頭の回転も スムーズになります。外に出て愉快に 生活することは健康につながります。 サービスが受けられる各種福祉行政を 遠慮なさらず、民生委員等へご相談く ださい。』 『今後、ますます地域福祉社会におい てボランティア等の活動が要求されま すし、成果がでる事業に向かって推進 してまいります。』 と、大森藤和桂村長、堀野辺福寿教 育民生常任委員長からのあいさつを受 けた出席者の方々は、3月18日結成さ れました給食を主としたボランティア 団体〝うぐいす会″(一杉常子会長・会 員46名)からの手作り弁当、桂保育所 園児たちからの 〝花の宴″ のサービス を受け、春の一日を楽しんでいました。 ※ボランティア団体等についてのお問 い合わせは、種村社会福祉協議会(事 務所・坪地区公民館内) へお訪ねくだ さい。 ℡289〜2477 〝ウグイス“のようなきれいな声をかけ㊥㊥㊤㊥④ し -1■ - -- ‥.こ‥.__ や広報かつら 4月号●●(8)●

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