広報かつら No.205 1987(昭和62)年 4月
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黒田)落蕊広報かつら 4月号 詳詳繋繋聾♯♯宰#群蔓 葱の昧うましと思ふ冬の朝妻の ありし日を秘かにしのぶ 河又 市衝 きらきらと光りて芭の穂繋とぶ 枯蔓のからみしままに木々芽吹 く 俳誌草笛同人 桐原 肇 教へ子の巫子より破魔矢授かり し 読売俳壇特選 仲宮亀次 凍滝にのみ月光は集まれる■ 俳誌草笛入選 金長鷹夫 時雨にも馴れて余生を峡に住む 俳誌草笛入選 小林忠之 教職畠の異動 (敬称略) ◎退 職(三月三十一日付) 沢山小学校校長 渡連一朗 岩船小学校教諭 寺田 勝平 北方小学校教諭 小貫 道子 ◎転 出(三月三十一日付) 北方小学校教頭 高倉一三(小瀬二小教頭) 北方小学校教諭 かつら文芸 春来たりなば何処に生ふや 大森やよひ 帰り花一命だけのおごりとも息 ひて見るやサーモンピンク 大森 久子 こ 帰京せる娘の忘れたる爪切りに マニキュアの紅うすく残れる 高堀よしの 涼荒きオホーツク見ゆるふるさ とは早も根雪と母の便りに 猪野一江 風吹かぬ今日をはらはらと木の 葉散る人の世もかく無常なるべ し 石井きぬ子 そな 磯馴れ松を潜れる風が運びくる 潮騒聞きつつ晩茸を狩る 杉山みち子 斬らしき緑と替る松の菓の枯れ ふ 葉を掃きて朝々を経る 小瀧 珠弄ノ古内小教諭) 岩船小学校教諭 小山まり子(古内小教諭) 坪小学校養護教諭 森戸一枝(常北中養護教諭) 桂中学校教諭 三村 誠久(徳蔵小教諭) 宇留野美智子(小瀬二小教諭) 桂中学校養護教諭 柳橋 高子(国田小養護教諭) ◎転入・配置換(四月一日付) 沢山小学校校長 線引 栄子 すぎゆき 目立たぎる我が過去を息ひゐる ふっくらと白き茶の花見つつ 渡辺千紗子 日の暮れの破璃戸鳴らせる三原 山の空振現象に身も震ひたり 大地 久子 稲架並ぶ畦径行けば乾きゆく藁 の匂ひの淡くただよふ 桜井 肇 廃線と決まりし筑波鉄道の走る ヽ.右卜 単車を揺する大北風 小林 息之 以上文化協会文芸部会員作品 亀診 仲田一見(岩船小数東) 岩船小学校教頭 所 好夫(古内小教諭) 北方小学校教頭 矢次 巌(内原小教頭) 北方小学校教諭 小林美恵子(古内小教諭) 岩船小学校教諭 番場 亮一(小勝小教諭) 綿引 輝代(沢山小教諭) 沢山小学校教諭 森島 優子(小瀬二小教諭) のご利用を′● 桂村稔合野外活動センター「グ リーン桂うぐいすの里」は昨年 七月オープン以来約四、三〇〇 人の方々が村内、村外から訪れ、 好評のうちに二年目を迎えまし 坪少一校養護教諭 中川 裕子(林小養護教諭) 桂中学校養護教諭 山口由美子(下根中養護教諭) 役場職員の異動 (四月一日付) グリーン桂うぐいすの里 今年も多くの方々に来園いた だき、楽しいひとときを過ごし ていただけるよう施設を整備し ております。家族、友人同志、 職場の仲間の語らいに、ぜひ「グ リーン桂うぐいすの里」をご利 用ください。 又、村をはなれている親戚の 方、知人にもご紹介ください。 申込先=桂村錫高野二三九一 番地グリーン桂うぐいすの里管 理事務所℡八九1四三二一有 放二〇九-〇二 た。 住民福祉課主事 小林久美子(城北地方農業共 済事務組合主事) 沢山診療所技師 桧山 香久(沢山診療所雇) 茨城県へ実務研修生として 主事 関根一利 (住民福祉課主事) 「あいさつは,笑顔をそえて心から」
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