広報じょうほく No.320 1989(平成元)年 4月
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去る三月十九日の日曜日、絶 好のスポーツ日和の中、石塚小 学校を基点としたふれあいウォ ークラリー大会が開催されまし た。 当日の参加者は四十七チーム 一六七名。ウォークラリーとい ってもまだなじみのうすいスポ ーツということもあって、はじ めにウォークラリーについての こまかを説明があり、その後、 せせらぎコース、ふれあいコー ス、春風コースの三コースに別 れて出発し、町の歴史にふれ、 自然に親しみ、家族和気あいあ いのうちに全貞無事完歩しまし た。 成繚は次のとおりです。 ㊨ふれあいコース 優 勝 皆川絵美チーム 準優勝 丹下裕美チーム 第三位 大津貴子チーム 特別賞 北川順子チーム ク 加倉井恵美チーム ㊥春風コース 優 勝 海野広美チーム 準優勝 海老根直美チーム ① ス ポ ー ー ラ ー 大 ツ① に 終 る 水の上を水すべりきて春の風 今瀬 剛一 厄落しすませて神に燭点す 荒井 額雨 初蛙脚長をがと伸ばし浮く 加藤 鉦好 襟立てて凍の戻りの木の芽雨 片見 博 〃 第三位 松島夕子チーム 特別賞 飯村智子チーム 小滝由美子チーム ㊨せせらぎコース 優 勝 海野勝美チーム 準優勝 田辺拡昭チーム 特別賞 大野実生チーム ク 園部理恵チーム 館長から表彰状を▼ うける入賞者 一呼吸おいて崩るる春の波 鈴木きよし 鈷箕† 捏磐図にいのちあるものみを突 けり 中村 草介 巻尺を伸ばす手元へ春一番 原 膠男 春の雪コーヒー豆を訝る音す 飯嶋 とみ 音のして明るき雨の叙熟粁 飯村 愛子 鳥影の動くあたりに牡丹の穿 いそペきよ 鳥帰り岸辺に羽毛ただよへり 高橋 芦江 な 春着買ひうしろめたさも少しあ り 浅野 菊枝 春の風邪をはりて町の広きこと 桧山 よて 春水を使ひて鍋を磨きあげ 袴塚 末子 春祭り娘のTシャツの淡き色 阿久津あい子 きっちりと葉形そろへり牡丹の 芽 小田木 梅 白河夜船 腸気がポカポカしてくると眠 くをりがちですが、「白河夜船 で高いびき」といえば、いびき をかいて前後不覚に眠りこける さまをさします。しかし、「白河 (川)を夜船(舟)に乗る」は、 もとは見ていないのに見たふり をする知ったかぶりの意味に使 われた言葉でした。 普通名詞の白河(川)は、水 のきれいな川のこと。固有名詞 としては、京都市左京区を流れ る川、態本県中部を涜れる川が 官尊の風塵含 ( 苺摘む時のしをやか農夫の手 長須きみの 早春の衿にこぼれし粉ぐすり 吉元つる代 雛祭り遅くまで湯気立てて母 竹内 幸子 高く低く岬おほへり春の雲 瀬谷 博子 ひら 空へ空へと椿つたひの道展け 鯉渕寿美恵 (城北句会会選) 知られています。 「白河夜船」の場合の白河は、 京都は京都ですが、川の名では なく、流域二帯をさす地名でし た。白河法泉の御所とをった白 河殿があったところです。 京都白河についてきかれて、 川の名しか知らをい男が「夜船 で寝込んでいたので知らをい」 と答えた笑い話から「白河夜船L という言葉が生まれました。江 戸初期にも「しら川よぶね 見ぬ京物 がたり」とあります。 知ったかぶりにせよ、前後不 覚の熟睡にせよ「白河夜船」と いうのはあまりほめられたこと ではないようです。 広報じょうほく

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