広報じょうほく No.234 1982(昭和57)年 9月
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運動・スポーツの実施状況別体力テストの合計点全体的に見ると私たちは以前よりも数多くの食品から、体に必要なさまざまの栄養を取るようになってきた、と言えます。しかし、世帯別、個人別で見た場合、栄養の取り方にアンバランスのあるのが目立ちます。個々の栄養素について取りすぎの人と、不足している人とのバラつきがあることです。たとえば、エネルギーについて毎日同じような献立ででに栄養のバランスが偏ってきます。季節の食品を盛り込んだり、肉を食べたら次の食事では魚という具合に、⑧-●ほとんど柾日(週3~4日以上)ムー▲ときどき(週1-2日程度〉』グー聖へ丑』函一『一F字はととし●▲■×一一一一③△■×l実況動状運施■一■ときたま(月1-2日礎度、一バランスのよい栄養を御見ると、厚生省が定め弱1釣Jる「日本人の栄養所要印〜別》量」を二○%以上も取妬I杷鑑りすぎている世帯が、柵!“御全体の約四分の一あり妬I調“ます。タンパク質につ干訓1剥恥却翫恥惣癖一一認癖御砂弱〜弱群している世帯も二割ぐ別〜剥岬らいです。蝿〜伯省十月は「食生活改善柵〜“認普及運動月間」。今年は弱〜狛坤「健康づくり.まず食〒犯1鋼く卓を見直そう」を標語に、次の三つの項目に重点を置いて運動が展開されます。①小量ずつでも六つの基礎食品を組み合わせて②塩分、糖分の多い食品は控えめに③インスタント食品、加工食品に頼りすぎない1.ことです.みんなでもう一度、食卓を見直してみましょう。食卓に変化をつけましょう。そのときの目安にしていただきたいのが「六つの基礎食品」です。六つに分かれたグループの食品を一一少なくと唯一頁尋二二日の食事に組み入れる。つまり、三度の食率で六つのグループすべて.をロにするようにしましょう。この六つの基礎食品を基に、おかずは、肉、魚、卵などタンパクインスタン・・毎・・食品や加}:蚕品は手軽さが受け、利用する人が増えています。しかし、思ったよりも多量の糖分が含まれていたり、保存性を高めるなどの理由で、いろいろな添加物が使われていることがあり、常食していると栄養のバランスが崩れる恐れがあります。頼りすぎは禁物です。とは言うものの、上手に利用す栄養をバランスよく取り、健康な毎日を送るには、食品を上手に組み合わせるほか、味付けにも注意が必要です。とくに塩や砂糖の取りすぎは、高血圧や肥満を起こすきっかけとなることがありますから、十分注意しましょう。食塩は、漬け物や干物などにも塩分・糖分頼り旨過ぎは禁物取りすぎにご注意質を中心にして野菜く迄二声》のを付け合わせます。なるべく数多くの食品を組み合わせて食べることが、栄養をバランスよく取る秘決です。れば食卓に華やかさを演出できます。たとえば、インスタントラーメンでは、卵や野菜を入れたり、塩分の多いスープは全部飲まないようにし、材料の少ないレトルト食品のカレーやスープでは、サラダを付け加えるなど、工夫してみましよ壱フ。含まれていますが、食品からよりも、調味料から取ることが多いのです。「国民栄養調査」でも、食塩摂取の約六○%は、みそやしょうゆなどの調味料から、という結果が出ています。摂取の目安二日一○グラム以下」を目指して、なるべくうす味に慣れるようにしましょう。だし一を濃くしたり好みに合-た酸味や香りをつければ、塩分が控え目でもおいしく食べられます。砂糖は調味料として、また、菓子類の材料としても欠かせないものですが、取りすぎると、ほかの栄養とのバランスが崩れ、健康を害することになります。砂糖一グラムは、まるまる四カロリーのエネルギーに変わります。穀類と同じように一つの食品であることを忘れず、砂糖の取りすぎには十分注意しましょう。一'3広報じようほ<-593-

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