広報じょうほく No.202 1980(昭和55)年 3月
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先生と園部剛先生の二人、私は、この校舎で三年間教えをうけたのですが.不幸にも校舎は明治三十年三月十八日の夜、火災にあい一瞬にして灰燈と化したのでした。栗原先生が尋常小学校長に任命されたのはその年の四月、当時大字増井字鳥久保には増井小学校があり、興野態太郎先生と園部松吉先生がいたのです。尋常科三学年修了試験なかばにしてこの厄に遭遇した私は、栗原先生の隠居、園部先生の座敷ゞ鹿島神社の絵馬堂と転々教場をかえ石油節約の折からレンタンか見直されています。市販されているレンタンは、昔のものと違って、着火剤が使用きれており、コンロに入れたままマッチ一本で着火でき、大変便利になりました。しかし、使用時には有毒な一酸化炭素が発生します。これは無色無臭であるため非常に危険です。雑誌「くらしの手帖」のテスレンタ〆ンは換気に注意一一くゆ甥豆鋤鋤戸蔦唖甥豆満足な教授もうけられず、充分な勉強もできずに明治三十年は終り、三十一年三月三十日、尋常科四ヶ年の課程を卒業したのは富安福太郎氏の母屋でした。当時富安氏は住居を開放して教場に提供し、自分は妻子と共に納屋に移り住み農業に従事していたのでした。境遇と時勢、学校施設の不完全さと教育の不規則、全く感慨に耐えません。今日八十年前を回顧し、昼食後の休憩時間、苔深き清水九之丞先生の墓石の前の芝生に腰をおろしトによると、三十分間室外で燃・一やしてから室内に入・れるという一表示どおりの使い方をした場合一でも、、密閉した六錘間の一酸化一炭素の濃度は、一時間後には三一○○PPM、二時間後には三五一○PPMと増えていきます。室一内で着火して使うとさらに高濃度になります。室内の一酸化炭素の濃度は、・働く場所で五○PPMが許容限度といわれますから、このような部屋に長時間いると中毒をおこし、頭痛、吐き気などの症状を現わし、ひどい時は死亡してしまいます。近頃の住宅は密閉度が高く、特に注意が必要です。レンタンは換気をして使いましょう。一◎水戸保健所長より感謝状・母子衛生の向上発展に鐙力常北町◎県公衆衛生協議会長・水戸保健所長より表彰状・共同墓地の管理に多年貢献上泉浅野友七氏・母子愛育会貝として母子保健衛生に多年貢献増井今瀬はる氏・公衆衛生、結核検診、狂犬病予防に識力安渡加倉井徹山氏・水道事業に日夜貢献町水道課松崎栄氏◇◇◇◇◇◇◇◇園部剛先生より保元平治の戦後や玉薄前の伝説などを聞きし当時を追憶すれば夢のようである。このたび』次の方がたが表彰状並びに感謝状を授与されましたのでご紹介いたします。明るい話題受賞五件。の,‘..….".'・‐...~‘画.“".~.~‐一.~"、一.一..一‐I嬢一例雲一広報一膨冨輩鯨う識lま-〈憩……霞"…動…察………一………",…,,誠一…-,篭,"一…---蜜"帯・--一一一一一一一一一一一一一一一一一一帆一一やり-.-戸←必、守一弐二・詞qムーーーーー画一今合一字●一一・,ロ.、一二幸毎‘一・一一一・一一..‐--185-

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