広報じょうほく No.177 1978(昭和53)年 3月
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広報じようほ(8)昭和53年3月15日》《道を歩いて人にぶつかる唾ゲタ帳》ぱきの歩行で石ころを踏み、倒れ幸一る。走ってきた自動車をさけそこ》毎なうなどの歩行事故も多く、これ』》は自宅やよく行ったことのある場一所では起りませんが、よその家や輩寺知らない道を歩いて、それが雨の》《日や夜間であると起こり易いもの》今です。一幸又、お祭りやデパートなどで人雲につきとばされることもあります一エスカレーターに乗り降りする場蚕口のよろめき、転倒が近年非常に》ふえていますからご用心。===一一=一語吟詳一=芦寺詳=器上なるぱ訂と0坐、壁保謹観察、それは誠に至難なことですが、人一人を更生させた時の喜こびは、何ものにもたとえようがありません。これ即ち、非常勤無給の国家公務員のせめてもの慰めでもありましょうか。私も保護司を拝命して十八年、精いっぱいこの道を歩いてきました。勿論、この道は平担どころではなく、実に茨の道ともいいたい老人と事故(その三)保護観察と対象者の実際j恥詐・肌藤、凱髄●班・醍凱悪、乳に.●斗罪に、恥に.凱峠》●軌眠訓に乱●ド●剛に4ぃ斗祇ぃ乳ぃ訓臆・凱鵬香訓哩肌に.乳峠・訓龍訓砿訓鑑噛乳践訓鵬訓隈・訓●喋り齢●訓・器1.》釧龍・釧曝肌龍訓酔#一さて、こういった場合の救急処てにゆだねましょう。心臓マッサー侭が問題となります。-ジ、気管切開の技術も死から倣一第一が外科的なもので、老人はうことがしばしば可能です、ガス一ちょっとしたけがと思っても.すぐ医師を呼びましょう。内科的にみては、脳卒中、心筋硬塞、狭心症の発作など、これはとりあえずその場に安静するとして、急いで医師を呼び、その手当竹がもろくなっていて、頭がい骨脊椎骨、肋骨、t肢、下肢、骨盤什などすべての汁が折れやすく、ほどで、対象者の中には、さんざんてこずった者もいますが、幸いなことに、殆んど更生して今では立派に社会人として、それぞれの道に精進していることは誠に喜こぱしい限りであります。この間、私は人ひとりを更生させることの雑かしさを身をもって体験し、そして彼等からは、幾多の貴重なことがらを教えられてきh己。■I■■■apE刀暮らしと健康価中毒の場合は、ただちに窓を開け》戸外に連ぴ出すことです。急場を適切な処侭と適切な医療》午で完全にくいとめたあとは、老人一録であるからといってそのままにせ》《ず、ぜひ心身の機能を回復するた“一めのリハビリテーションの努力を》《すべきでしょう。もっとも多い脳卒中では、麻ひ一華した筋肉のマッサージから始め、》一関節を固定させないための運動を》幸する。心筋更塞などでは、徐々に》“からだを起こし、平地の歩行をす》“ましたこ対象者の社会は対象者だけのものであり、その社会から正道に引き戻すということは城に雌かしいことです。私達は、対象者を預かって雌初の面接でいつも感じることですが彼等は一般におちつきがなく、ものにおぴえているようであり、そして、決して顔を見ようとはしません。終始下を向いてポソリボソリと答えるだけであり、女子に至ってはうつむいて泣いているばかり、私は、このような彼等を前にして同じ・縄《間でありながらここまで追いつめたのは一体何か、誰なのか考えることがあります。勿論罪を犯した者の黄任であることは当然で、自業自得といえばそれまででしょうが、その原因、心描等を考えるとき、あながち彼等のみを責めるわけにはいかない而も多々あります。このような対象者に対して、私たちはその改善更生に努力しているわけですが、それには私たちは常に彼等の犯罪非行の動機を相手の身になって考え、その内容を検討して、何が不満なのか、現在何を望んでいるのか等々その原因を究め、善悪を整理して彼等の進むべき道を指導援助し、更生への道弁歩ませております。対象者の中には、誤って罪を犯した者と犯すべくして犯した者との二つがあると前述しましたが、このうち、前者はおおむね順調に更生しますが問題は後者です。彼等は一様に世間の人が相手にしてくれないとか家へ帰えっても面白くない、気に入った職がない等々常に勝手なことを云って働こうとせず尊い毎日を無為に過ごしているのであって、ここにまた心配される再犯への芽生えがあります。このようにして、彼等の中には中途から所在不明となり、そして再犯という道を辿る者も少くないのが現状です。また仙韓一篭蓉・うみ催椎に、己中心、r|筏であり、紅にそぐわないも”上側人でも即座に排斥するという、いわゆる肌綾同洲の梢神に欠けて、、るようで、彼等の社会では、幌の畔悠にかかわらず、すぐにM洲する雌向にあり、これが即ち川犯につながる道ともいえます。建設は雌く破壊は路しとか、彼等のⅡ常生橘は全くこの言葉通りで安易な生き方や学楽的な生活弁求めて矢のごとくつっ走り、結局、更生とは全く反対の道を辿りがちになります。しかしながら、↓」のような彼等も、一般に気持ちは小さく、情にはもろい、そして人には親切であるという愛すべき反面もあります。このような彼等の気持ちを分折してその内容を調査調整し、更生への道を歩ませるのが私たち保護司の使命のひとつであり、常に頭をいためているところであります。人は十人十色、勿論、罪を犯した人の心もさまざまです。私たちは人間尊重の基盤にたって犯罪者の更生援助と犯罪非行の未然防止につとめているものです。以上、今回は対象者の実際についてその一面を述べて皆様のご参考に供しました。次回は、保護観察と家族について述べ、更に一層のご協力をお願いする次第です。東茨城地区保護司会北部会長今瀬敏一-732-
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