文化財・資料館

赤沢江跡

『赤沢江』の画像

指定区分:
町指定文化財:史跡
所在地:
桂地区・常北地区
大きさ等:

4里20余町(約18km)

関係人物名:

水戸藩初代藩主 徳川頼房

工事奉行 望月五郎左衛門

     長谷川五太夫

測量等  永田茂右衛門・勘右衛門

年代等:

慶安3(1650)年着工

明暦2(1656)年完成

指定年月日:
昭和49年4月20日

※赤沢江は、水戸藩初代藩主徳川頼房の命によりつくられた農業用水路である。

 工事奉行は望月五郎左衛門と長谷川五太夫で、測量等には小場江堰(常陸大宮市)等を手がけた永田茂右衛門・勘右衛門親子があたり、慶安三(1650)年に着工、明暦二(1656)年に完成した。

 規模は当町桂地区から常北地区、さらに水戸市まで達するもので、旧赤沢村(城里町大字御前山)の御前山山裾に那珂川からの取水口を穿ち、水路は、城里町大字阿波山、北方の東崖下から高久﨑、春園の東北をかすめて石塚の風隼神社の崖下から上泉へと流れ、那珂西の宝幢院下から水戸市飯富の台地下へ至った。全長は四里二〇町余(約18km)とされている。

 宝暦七(1757)年の那珂川洪水によれる破損で用水路としての機能を失い、現在は流路の大半が埋没しているが、断続的に残る水路跡が当時の面影を伝えている。




 文化財は、歴史、学術などの見地から貴重な価値をもち、保存を要する有形・無形の遺産です。
 神社や仏閣の建物や仏像などは、信仰の対象として大切に祀られています。
 また、個人の宅地内で守られているものもあります。

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