七会村制施行100周年記念要覧 1989(平成元)年 3月
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七会村ブロフマ&'』【』七会村は、茨城県の北西部に位置し、南に笠間市、東に常北町・桂村、北に御前山村、そして西は栃木県茂木町に接しています。周囲には八溝山系が走り、鶏足山・花香月山・高取山・高田山等のなだらかな山々に囲まれている叫噸8無南北9蕊、総面積63.94平方難の村です。河川は、鶏足山麓より発して村内を貫通する藤井川と花香月山麓を源とする塩子川が東西に貫き、東茨城郡との境で合流、那珂川へそそいでいます。一方、笠間市の国見山麓に端を発する梱沼川は、村の南部を識切り、笠間市を経て、茨城町の澗沼に流れ込んでいます。これらの河IIの流域には耕地がひらけており、そこでは水稲・果樹・茶などが栽培されています。村はまた、昔から林業の盛んな土地でもありました。ヒノキ、杉のほかにシイタケの原木となるナラやクヌギの山林が、総面積の80窓を占めています。地質は、日立古成隔で地力が低く、一部の地では洪稜層(主に関東ローム層)がみられます。鶏足山の古成層は「鶏足山層部」とも呼ばれており、賢岩や砂岩の互層に、時折石灰岩を見ることがあ¥ます。気象は、年平均気温が10~15℃降雨麓1,300~1,400ミリとなっています。内陸性気候の影響をうけるため、冬期間における寒さが厳しく、日較差は12~14℃。11月から4月の下旬までは白く降りたった霜をみながらの生活となります。しかし、禰雪量はごくわずかで、年間を通じても10~15手ン程度です村の主な産業は農林業ですが、年々、第二次・第三次農家においても兼業農家の剖合■位置図福島県長期における若者の流出を口は現在2,812人(S63.5.能産業への移行がすすみが高まっています。かつての高度経済成疎化がすすみ、村の人し、一方では都会からでは産業の活性化、高ら転入を望む人も輔えて渉高齢化社会への対応生活環上を柱に、活力とやすらぎのある村の実現に取りいます。■人口の推移(各年12月明治22年明治42年正14年和25年和61正31m現在)2,516人3,228人3,335人2,869人4,482人<安科:倣民離水台帳)一一一
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