西暦2000年 桂村勢要覧 2000(平成12)年
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(村指定文化財・茨城県郷土工芸品指定・茨城県無一一野春慶11’霊’1-劃、、&一一一桂村の粟野春慶塗は、岐阜県の飛騨春慶、秋田県の能代春慶とともに日本三春慶に数えられる伝統漆工芸です。噂“.』準語,恥』鱒磯』その歴史は春慶塗のなかでも最古で、室町時代中期の延徳元年(1489年)に、稲川山城守源義明輝在の桂村粟で始めたと伝わっています。春慶塗というのは漆塗りの技法の一つで鶴物に透明な漆を塗り、木目が美しく透けるように仕上げます。以前この地域は「蓉麿の里jといわれるほど、多くの職人がいました。現在は、十九代目の稲川武男さんと長男の義一さんの二人だけが春慶塗の技法を受け継いでいます。桧の見事な木目と美しい色を引き出す匠の技、ぬくもりと気品を感じさせる桂村の伝統工芸です。のは漆塗りの木目」と、麺一一謹了‘’3、

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