誕生40周年記念 桂村勢要覧 1995(平成7)年 2月
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ll 種村は県の北西部に位 置しており、東を流れ る那珂川沿いに大宮町、 西は山間部を経て七会 村、南は根小屋川江川 を境に常北町に接し、 北は御前山村に慈して います。村の中央には 南北に向けて国道12 3号線が縦断し、県都 水戸市から北西約20血 に位置します。稔面構 46.㍊如の地勢は、那 珂川流域の平坦地帯や 入港山系に連なる台地 の二つに恐かれており、 平坦地帯は水利に恵ま れた農村地帯です。台 地は、標高70m-200 mの高度があり、火山 灰性洪積層の山林で占 められています。 3 那須岳に源を発して 豊かな水量を誇る那珂川は、 鮭が風上する南限の川として 知られています。 弓削道鏡を愛し、重用していた 女帝・孝謙天皇が、 道鏡を追って移り住んだという 伝説がある御前山の南、 その名もゆかしい皇都川と 高取山を源とする桂川の流れを抱き 那珂川は、豊かな恵みを分かちながら、 ゆったりと流れてゆきます。 何も語らず。

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