誕生40周年記念 桂村勢要覧 1995(平成7)年 2月
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地政適椚 ● 私達の村の顔作り。 第二種兼業農家が多い種村では、生産 性の高い都市近郊型農業の確立を目指し て、地域の特性をいかした特産物作りに 取り組んでいます。これまでは、米を中 心にした野菜、菓たばこ作りなどが大部 分でしたが、近年は、畑地の区画整理が 進み野菜の特産物作りが一層進むととも に、米、麦、大豆などの採種事業へも取 り組みが強まりました。平成四年に建設 された阿波山の1A水戸種子センターは、 日量四トンの種もみを生産し、県南地域 に出荷しています。北方、高久地区では、 二〇余年前から坪ゴボウに取り組んで釆 ましたが、品質の良さから市場でも一級 品として人気の高い農産物になりました。 坪地区でも、古くから栽培されていた赤 ネギの特産地化に取り組み、柔らかくて 甘味のある赤ネギが二月から二月にか けて市場に出荷されています。 さらに、農業経営の安定と向上を図 28

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