誕生35周年記念 桂村勢要覧 1992(平成2)年 12月
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l+ 施設園芸 農業摩営の安定化と生産性の向上を図るた め、トマト、キュウリ、イチゴ、メロンなどの 施設園芸が盛んに栽培きれ、出荷されていま す。なかでもイチゴ栽培の歴史は古く、昭稲 三十四年の秋に導入された石垣イチゴに始重り ます。四十二年にはハウス栽培に切り替え、良 質の土づくりや品質の向上を日指して研究活 動も盛んに行われてきました。農閣期の冬季 中心の労働で最近は生産体制も安定し、栽培 品種は甘くて日持ちの良い女嘩の・みになって います。 「有機質の肥科を使って土づくりに努め、 早朝の低温時に摘み取りをして、品質保持し ているんですよ。力仕事もなくていいのです が、育苗の手間が大変で…。イチゴ婦人部と しては加工してジャムなどに商品化する事を考 えているのですが、それには共同加工場を設 置しないとね」と、イチゴ婦人部ではイチゴ の阪路拡大に主婦の知恵も発揮しています。 また、研究部会では、女峰の収穫時期の前進 化を図るため、ポット育酋技術の確立も日 しています。 産体制確立 事F 芦r ■ 柑

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