合併25周年記念 桂村勢要覧 1980(昭和55)年 11月
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交通網の拡張整備へ 豊かな明日を拓く 小鳥のさえずりに日をさまし、 一汗外を眺めると色深い線が美し い。夕暮れは川面に映えるまっ かな夕日、そんな自然の中に住 むわたくしたちは、この環境を 大切にしたいものです。 ■住宅 快適な生活の条件の中に潤るおいのある、 健全な住居が第一にあげられます。そんな要 求を満すため、村では昭和47年から公営住宅 建設事業をはじめ、一六戸の住宅を建設しま した。次いで昭和48年に一六戸の住宅を建設 し、昭和51年以降も引続き行われ、現在、村 営住宅が阻団地八〇戸が建設されております が、今後、核家族の増大が見込まれるため、 住宅の供給は、引続き行ないます¢また、産 業促進の面からも、勤労者のための住宅の建 設もすすめています。 ▲上水道 生活上、欠くことのできない水においては、 簡易水道が、全域に施設され、全戸に給水さ れており、きれいな飲料水を使用しています。 しかし、これからの水需要が増大する傾向に ありますので、施設の増設も計画しています。 ■環境衛生 下水道については、地域の実情と合せ、排 水と終末処理の一体性ある公共下永道施設を 早急に検討しなければなりません。し尿処理 施設は完成されましたが、ごみ処理施設の建 設が諷意となっています。 ■道路 遠い昔より、人と道の係りは切り離すこと のできないもので、人の住むところには道路 があり、その環境によっては河川を交通路と しているところもありました。中世の頃は、 那珂川を重要な輸送路として使用され、また、 江戸時代には陸路とあわせて河が利用され、 大いに栄えた郷土でした。当時の都珂川は、 人や荷を積んだ舟人が、上り、下りする拠点 としてわたくしたちの村を訪づれたことでし ◎

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