合併25周年記念 桂村勢要覧 1980(昭和55)年 11月
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現代の情報網の発達はめざましいものかあ ります。いかなる地域にいても北から南まで 全国の風景・風俗をみせてくれるテレビ、遠 くはなれた肉身の声を聞かせて<れる電話な ど実に写くの情報ガ日常生活の中にも取り入 れられてきました。 村にぉいても、普通電話局ガ昭和匹九年に 開局され、加入率九≡%と高い率を示してい ます。 一方、地域住民の産業活動、通信連絡を図 るため蕪線放送ガ昭和匹二年開通し、住民生 活に大きな役割を果しています。しかし開通 一二年を経過しましたので幹線ケーブルの張 替を行い施設の整備につとめました。現在、 加入台数〓≡九告」ハ匹%ガ加入してあり、 災害時の緊急連絡等に欠くことのできないも のになっています。 発達する情報網 ひとりひとりの幸せを 村の総人口の一七・五%を占め垂ハ五オ以 上の老人をもっ村においても他両町村と同じ 老人問題は重要な課題となっています。四 グループ(∩五〇人)の老人ワラブガ組織さ れてあり、生きがいをみい出す施策を行って いますガ、桂村体力づくり推進協議会を通じ、 高令書輪投げ運動を推進した結果、全地区に 定着し、体力ブくり、仲間ブくりに大きな役 割を果しています。 行政面からは、老人福祉対策として敬老年 金の重信、ねたきり老人に家庭奉仕員の派遣、 ひとりぐらし老人に愛の定期便(ヤフルト隔 日配布)、愛の南棟電話などの他に和牛の無 償貸付を行ない、葡育による生きがいづくり を行っています。 老人福祉施設としては、老人のいこいと保 障を目的に桂村老人福祉センターガあり、生 きがい対策拠点として広く利用されています。 健康維持は早期発見で 住民生活に安らぎを与える医療問題につい て多くの課題ガ山積されていますガ、村にあ ける現状は、国民健康保険直営診療所ガあり 住民の健康管理にあたっています。 村は、山間地帯という特殊事情から患者輸 送車を運行し住民の健康維持ちつとめていま す。しかし患者輸送については現在、l台の 輸送車に頼っているため、各地区を隔日に運 行する状態であり、診療機会の均等をはかる ため増車をいたします。 歯科医については昭和五≡年に歯科ガ開設 され、住民に広く利用されています。しかし 技工室、レントゲン室の施設ガないため、増 設を計画しています。 きめ細かな健康管理を行う上で保僅婦の刀 に大きく撃つとこうかあり、現在名で保健 指導にあたっていますか、保健需要の増大に 伴い保健婦の増員につとめています。

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