常北町勢要覧 2002(平成14)年 3月
18/44

コラムコラム宝三三.〕引引副一茨城三大銘儒ひとつJOHOKUJOHOKU当常北黄門さまをお気に召された香り高いお茶…●初夏の訪れを感じさせる茶畑まちの西部から東部を横断するように流れる藤井川。古内地区には、この清流に沿うようI茶畑が広がっています。常北町が誇る特産品のひとつ古内茶は、奥久慈茶・猿島茶と並んで茨城三大銘茶に数えられていますかつて、水戸黄門の名で知られる徳川光固公が、豊かな香りと深い味わいでその味に感嘆し、詩を詠まれたという話が残っ知られる古内茶ています。そのとき、光園公はこのお茶を「初●「初音」の母木音」という名で呼ぶことをすすめたそうですこのお茶は当時、清音寺の境内だけに栽培するきまりがありました。しかし、「多くの人にこのおいしいお茶を飲んでもらった方が良い」としう光圏公のすすめで、古内地区一帯で広く栽培されるようになり、このあたりの特産物となったのです。光園公が命名した茶「初音」の母木はI今でも寺の境内に残っていますノ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です