常北町勢要覧 1999(平成11)年 3月
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【農業の顔}町の産業は、農業・商業、工業に大き…分けられます。農業は実りの豊かな大地で昔から発展してきました。稲作ばかりでなく‐園芸や酪農も盛んです。商業は、いつも買い物をする商店街が親しみやすさをそのままに、さらに魅力的になるように整備を進めています。工業は町のなかでたくさんの人が働けるように、活性化を図りながら優良企業の発展を働きかけています。町のなかで産業はどのように動いているのか、その現状と可能性をうかがってみました。古内茶は、奥久慈茶や猿島茶とともに、県内三大銘茶の一つに数えられています。さわやかな初夏の訪れを感じさせる茶摘みこれからの農業について化学肥料および農薬を極力使用しないで農作物をつくることを目的に、有機農法を実践しています。主に米生産において、町で独自に開発した肥料を用いたり、アイガモに水田の除草と害虫駆除をしてもらったりする方法をとっています。現在、資源リサイクルとして、城北衛生センターで処理されたし尿や浄化棚汚泥を堆肥化し、有効な特殊肥料として土に還元しています。環境問題と腿業の関わりについては、一体であるべきものであると思うし、創造的に展開していくのが目標です。これからは、今の小規棋な農業を企業化していきたいと考えています。そうすれば、いままでの農業のイメージから抜け出して新しい形態ができるし、それが若い世代に受け継がれていくことでしょう。小坂農用地利用組合法師峯有機無農薬カモ農法生産組合ー零画五百=漣?#wm旧産業の顔根本哲守くん(古内小特産品づくり観光の振興と地域との結びつきを強めるため、農林業の特産品および加工品の研究開発を図り、町ならではの「おいしさ」や「たのしさ」を誕生させています。スダジイの主「ホロル」のマスコット
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