常北町勢要覧 1983(昭和58)年 3月
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l くらしの中の 四季 もぬるみ、土手にはツタシが芽をふきはじめ、ジョ ギング姿のお年寄りの顔にも心成しか紅味がさし、 春の息吹きを感じているようだ。 先導の旗を春風になびかせてお不動さまのお廻り、 そして、弘法さまのお廻りがはじまり、鈴を鳴らして 里の路往く姿は、春の訪れを告げているかにみえる。 春の訪れとともに総合運動一公園は軽快な動きが目 古来、あかあかと燃えあがる炎に向って「ワーホイ」「ワ ーホイ」とかけ声をかける「ワーホイ」は、木枯し吹く 一月、無病息災を敬う人びとの祈りであり、春を待ちわ びる子どもの春を呼ぶ声にも思える① 「鬼は外、福は内」の声高らかに町内の神社仏閣で節分 祭が施行され、桃の節句を迎える頃、街中の川の水 立ち、青空のもと白球が飛び交うテニスコートは 色とりどりのウェアーの花が一斉に咲きはじめる。 春たけなわの四月、石塚薬師寺は花まつり。近 ○

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