二〇周年記念 常北町勢要覧 1974(昭和49)年 11月
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匿I葡圏 常北町春園 加藤三郎(40歳・農業) 現在もゴルフ場や宅地の造成が進められて いますが、今後の町の発展を図るためには、 十分に住民の声をとり入れた総合基本計画を 作成することを強く望みます。例えばダムに よる上水道、農業用水の確保と同時に、潜在 する未利用水の活用を、農地改良や基盤整備 とあわせ考え、また無公害産業の導入などを 内外に強〈働きかけていってもらいたい。 常北町上入野 杉山繁(40歳・農業) 合併以後、土地改良等が進み、この基盤の 上に農業は飛躍的な発展をとげました。しか しこの間生産資材や生活物資の値上りで、僅 かな米麦価上昇では焼石に水の状態です。 そこで町行政に対しては、農業後継者の確 保、小規模農地改良と農道の整備、農畜産物の 価格安定と生産団地の育成を要望いたします。 常北町石塚 市村敬造(40歳・商業) まず広域町村合併の実現。これによって企 業誘致をはかり、若者が地元に残って働〈こ とができ、また他地域からもどんどん働き手 が来るようにし、これによる人口の増加を契 機としてあらゆる産業の発展を図ってもらいた い。活気と潤いのある常北町で町民→人一人 の温い心のふれあいを育んでほしい。 ⑦
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