二〇周年記念 常北町勢要覧 1974(昭和49)年 11月
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田臼 その現状と展望 本町は数年ほど前まで、全せ帯の8割近く が農業に従事しているという純農村地帯とし て歩んできましたが、県都水戸市に隣接する ために近年は都市化が著しく進み、農家戸数 は全体の6割ほどにまでi戒少しています。 町の生産所得額についてみるならば、昭和 48年度では第一次・第二次・第三次産業の所 得比はそれぞれ41%、21%、38%となってお り、基幹産業である農業部門のウエイトが相 対的に低下しているのに対‾して、工業、とく にサービス業の伸びがめだっています。 今後は農業部門の近代化を促進し、他方で は積極的に工業を導入、産業構造の近代化を 区Ⅰるなかで、豊かな地域開発を進めます。 (釘
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