広報 しろさと No.055 2009(平成21)年 8月
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新型インフルエンザへの対応について上井雅哉新型インフルエンザ(ブタ由来H1N1型インフルエンザ)は、ヒトからヒトへの感染が北米で確認されてから爆発的に全世界に広がり、警戒水準(フェーズ)が世界的なまん延状況を示す最も高い「6」へと引き上げられました。日本では今回の流行拡大に際し、新型インフルエンザ・医療体制に関するガイドラインに従い患者数の増加に応じて対応がとられました。国内未発生期では水際対策と検疫に力が注がれました。国内で新型患者が確認されてからは基本的に感染者は入院治疲を受け、飛行機での座席が近かった等、患者と密接な接触が疑われる者を一定期間隔離し、発症するかどうか注意深く観察しました.急な発熱その他症状があり新型イン、尻⑩健康コラム可フルエンザ感染が疑われる者は、相談窓口に電話で相談し「発熱外来」を受診し医師の診察を受けました。患者数の増加にともないもはや封じ込めは困難な状況となり、6月”日に厚生労働省より「亜症患者は入院治療とするが、比較的経症者は自宅療誕(外来診療を主体ごとの指針が示されました.指針改定を受け、茨城県においても患者数の増加に対応するため、発熱外来以外の一般医療機関(かかりつけ医)でも発熱患者とそれ以外の患者を分ける対策を講じたうえで診療する体制に移行します。新型インフルエンザについては「感染性は高いが重症度は季節性インフルエンザ並みである」とか、「高齢者で既に抗体を持っている方がおりかつてまん延したウイルスとよく似たものである可能性が示唆される」など、対策を立てるうえでヒントとなるいくつかの知見が得られています.ただ、ウイルスは遮伝子を変異させて変わる特徴を持ち、また、高病原性トリインフルエンザが同時に入ってくる可『。能性も否定できないため油断は禁物です。しかしながら、私が最も重要と考えるのは各個人が実践する感染予防対策です。他人からうつされない、他人へうつさないという意識で、飛沫感染対策(咳エチケット、マスク着用)、接触感染対策(手洗い)を徹底する、流行しているときに出歩かない、など基本的な予防対策がきちんとなされることが大切と考えます。近隣地域での流行はやや終息に向かっている印象があります(7月型日現在)が、秋冬に大流行する可能性を想定しそれに備える必要があります。「のどもと過ぎれば」ではありませんが、軽視せず今後の動向について注意を払っていきたいものです。(注・・この内容は筆者が執筆時点のものであり、患者発生状況の変化によっては変わりうるものです)*******新型インフルエンザにご注意ください!*******今圃の新型インフルエンザ(A/MINI)ば季節性インフルエンザと同様に比職側:6月中旬より、県内でも新型インフルエンザが発生しています。戸鐙的軽症で回復されている方が多くみられますが、感染力は強いので注意が必要です。M可X§巻感染予防の基本は、うがい、手洗いです。発熱などの症状があり、感染が心配な場合は水戸保健所に相談しましょう。暗函水戸保健所公029-241-0100L夕EESi潅曜塵恥|ブリンスアイスワールド目朔、遥栂剛11月28日(土)・29日(日)両日とも①午前11時30分から②午後3時30分から鯛笠松運動公園屋内水泳プール兼アイススケート場儒八木沼純子withプリンスアイスワールドチーム荒川静香本田武史太田由希奈ほか|チケット料金|アリーナ席/9,000円、S席/6,000円、A席/5,000円、ペアシート(2人1組)/11,000円、ファミリーシート(4人1組)/18,000円|チケット取扱脈|笠松運動公園管理事務所冠029-202-0808、水戸京成百貨店プレイガイド3029-231-1111、ローソンミ水戸京成百貨店プレイガイド画029-231-1111、ローソンチケツト窓0570-084-003階悶笠松遮動公園管理邸務所盃029-202-0808⑨2009年8月●広報しろさと
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