広報 しろさと No.049 2009(平成21)年 2月
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し一一通信Vol.3820092月「麻しん」・「風しん」について⑪…麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、子どもの病気と思われがちですが、大人でも感染し発症します。感染経路:空気感染・飛沫感染・接触感染潜伏期間:10日前後症状:カタル症状(鼻汁、咳、結膜充血、眼脂等)とともに39℃以上の高熱や麻しん特有の発疹が全身に広がります。合併症:気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎など。脳炎は1,000人に2人の割合で発生がみられます。また、数年から10数年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という重い脳炎を発症することがあり、重篤な場合には死に至ることもあります。…麻しんと比べると症状は軽く、3日ほどで治るので「3日ばしか」とも呼ばれます。麻しんとあわせて予防を行いましょう。感染経路:飛沫感染潜伏期間:2~3週間症状:かるいかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、頚部リンパ節腫脹など。合併症:関節炎、脳炎など。妊婦さんが妊娠初期にかかると胎児に感染して先天性風しん症候群(難聴、先天性心疾患、白内障及び網膜症など)が発生することがあります。妊娠の可能性がある方が予防接種を受けるときは注意が必要です。風しん混合ワクチンを接種しましょうの定期接種◇麻しん、風しんに対する免疫を確実に獲得す平成18年に予防接種法が改正され、幼児期に麻混合ワクチンを2回接種することになりました。に、しん懲蕊対象者接種期間第1期生後12~24か月未満1歳の証牛日から2歳の証牛Rの前日まで。第2期小学校就学前1年間(年長児)小学校に就学する前年の4月1日から小学校に就学する年の3月31日まで。◇中学1年生と高校3年生の定期接種◇平成19年に高校生や大学生に麻しんが流行しました。幼少期に1度しか予防接種を受けていない方や受けそびれていた方が多く、予防効果が低かったことが原因とも言われています。そのため、平成20年4月から5年間に限り、中学1年生と高校3年生の年齢に相当する力に定期予防接種が行われることになりました。<平成20年度対象者>対象者第3期中学1年生に相当する年齢の者(平成7年4月2日~平成8年4月1日生まれ)第4期高校3年生に相当する年齢の者(平成2年4月2日~平成3年4月1日生まれ)<平成21年度以降の対象者>焔ー接種期間一平成20年4月1日~平成21年3月31日ま(4~6月での接種が勧められています)で第3期(中学1年生に相当する年齢の者)第4期(高校3年生に相当する年齢の者)平成21年度平阿8年4月2日~平成9年4月1日生まれ平成3年4月2日~平成4年4月1日生まれ平成22年度平旧9年4月2日~平成10年4月1日生まれ平成4年4月2日~平成5年4月1日生まれ平成23年度平成10年4月2日~平成11年4月1日生まれ平成5年4月2日~平成6年4月1日生まれ平成24年度平成11年4月2日~平成12年4月1日生まれ平成6年4月2日~平成7年4月1日生まれ予防接種について、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。【問合せ】健康福祉課(城里町常北保健福祉センター内)公029-240-6550保健師まで次回のまどころ通信は、広報しろさと4月号に掲載予定です。画I2009年2月広報しろさと‐『一可

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