広報 しろさと No.046 2008(平成20)年 11月
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この広報紙が発行される頃には落ち若きを取り戻しているかも知れませんが、自宅のテレビのスイッチを入れたら、世界的な金融不安の中で、大暴落した株が少し回復したと思ったら、また暴落したというニュースが流れていました。私のような素人が考えると、それぞれの企業の業戟が株伽に反映されていない世の中で、企業も人も実体のないバーチャルの中で右往左往しているのでは、と思ってしまいます。Ⅲじニュースの中で原油が1バーレル当たり和ドルを削って最商値時の半値になったことが放映されていました。そういえばあの商仙の頃、原油が不足しているわけでもないし需要が急激に期加した訳でもないのに何故原油が高騰してしまったのか。(北京オリンピック関連施設の雄設の影響だと富う人もいましたが。)おまけにガソリンの卿定税率の混乱、殖路特定財源の是非まで大論争になりましたが、現在は何か「はしか」の後のような状況で、何だったのだろうと考えてしまいます。もうひとつ、トウモロコシ実体は何だろうや小麦の洲脇cこれらの生磁物のシェアの大半は、特定の国で大農場方式により生産されていますが、高騰の原因の一つはガソリンに代わる燃料として、(※)バイオエタノール製造に多く利用されるようになったからだと言う人がいます。今世界中を見ますと、まだまだ食穏不足で飢餓の国があるのに、ほかの生物資源なら話は分かりますが、食料資源でバイオエタノールを製造することにどうも合点がいきません。トウモロコシや小麦はすぐ食べられますが、石炭や石油は食べられません。何故不足している食料をわざわざ化石燃料に替わるエネルギー資源の原料に充てなくてはならないのか。矛府を生み出す実体は何だろうかと思っています。※バイオエタノール(バイオマスエタノールとも言う。)生物資源(バイオマス)から生成されるエタノールを指す。再生可能な自然エネルギーで地球環境にやさしいと言われ、ガソリンに代わる燃料として注目されている。=‐顎句異里山に赤い実姉リななか史ど山崎正行繊難やくっきり,よぎる烏の影飯田勇一午後からは一人留守芯菊の花飯村愛子急に雲走り猷撫ざはめけり高橋芦江集団の雀風切り豊の秋いそべきよ進む程揺れる吊り摘雌術獄仲田まらゑ鈴虫飼ふ十五センチのズック靴竹内幸子秋桜琴して種をもらひけり田所厚子柵の実を笠かにのせて寺の屋根鯉剥寿美恵今識糎振舞と元気をもらひけり飯村昭子母の文に涙してをリ秋日難れ森静江趣郷溌鶏識に残して高挟み酔芙蓉激しき嘩瞬懸鋳今瀬多代美広々と刈田はバスの窓いっぱい絵季紙や絵筆鯵蕃騨子岩下金司牛転の嵯夕蕪れ惚の花田ロ勝元秋の夜や誰が指揮とる虫の声東見登美子コスモスや風と戯れかわい顔常田欽子端回神秘をテレビが映す終戦の記念日父の愛に合蛾す青柳京子新盆の窓次々と集いきぬ遺影の夫もうれしげに見ゆ山形式妙威勢よく芳者は宅配の品置きて行きたり汗の匂ひ残して渡辺千紗子寄せ楠ゑの花の紅白百日紅は同じ樹勢にて半世紀過ぐ秋山愛子夫と娘皇兎の旅は風の中乗きすすき穂ゆれつつ初秋大森久子七飛嬬経し紋入捲峨を祭蝋に飾りて就萩蛾ぱ重し佐川あや私利私欲の無き新閣僚をと願ひつつ新聞開く朝光の中杉山みちこ大ばあらやんおプロに入らうの声うれし血の流れ濃きを改めて知る宮本ふみ江古代蓮の早朝に花開く神殺さよ簿桃色にてほのかに称り来所美忠子彼岸入り呑炉の灰を入れ換えて媛と二人森の煙を阿良山ウメノ忘れ癖八十路の坂をついてくる払いのけたしプレイボールで仲田こう人の身は芋葉の露ときくけれど逝きて悲しや仲良しの友岩下英知野老後をば思いめぐらす夜長かな富田多蔵戸川くりをベアで遊ぶ黒トンボ脅水新三郎蝿天風呂初秋がにおう月の影永井英陽ハンサムに弱い私の雌電図中島芳春学制をフルに使ってグルメぷリ山木隆注菊の花何色かLら今朝開く緑の中より色美しく市川義子高校生になりたる交添の初々し髪つややかに乙女の匂いす枝不美秋空は青く澄みたりわが庭の炉や”画借景の中鳶ゆるく舞ふ片見和枝南海に散りL若さら総みつつサーフィンの狂ふがに走る見てゐる川上千代子タぐれて涼しき風の吹きくれば白萩花をほろほるこぼす飴愛子とら叩きつけるゲリラ豪雨にワイパーの抵抗せはしく小型車が過ぐ多田志保子逝きL麹の思い出の部屋に右上がりの文字にて審さにしノート鬼つける坪井きよ子パパの背に乗りてはしゃげる酷卯、》偲争0凸》』f、垣●早幼孫夏鳴の輝れる伊師の浜辺に萩容登審子支えられ一升餅を背負いたる仇言女孫懸命に歩む誕生日今日雷田佐智子ina広報しろさと2008年11月式堂芦しろさ迄
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