広報 しろさと No.029 2007(平成19)年 6月
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溌近になって、「ふるさと納税」なる制度を創設してはどうかという事が諦題になっています。これは、ふるさとをどう定義づけるか、また、自分たちの狭義の生活圏の中で公共サービスを受けるために税を納めているという住民税の根本の考えと矛盾しないか等、いろいろ論議はあるようです。要は、都市部と地方の税の地域間格差を無くそうという考えと思いますが、これは都市部に住んでいる人が自分の「ふるさと」「縁故地」を指していると思いますが、城里町に住んでいる人が東京を「ふるさと」として選択する可能性もあるわけで、何か釈然としないような気がします。私はそれよりも、地方交付税の中で地方に厚みをかける制度を算定の中へ入れていけばある程度ふるさと納税について解決できるのではないかと思います。地方交付税は毎年減額になっており、城里川でも合併前平成脇年陛の3町村の交付税“億2千万円から平成胸年度予算は鋤億円と、3年間で8億2千万円の減になっています。国全体の交付税総額が減るのは止むを得ないと思いますが、その総額の中で格差を是正する手法はあると思います。また、最近は、農村部で週末を過ごすための別職や民象居住が期えそうな気配ですが、住民税は住所地で課税されますので、地方に別荘を持っているような人は、住所が無くても、例えば一週間のウエイトから居住地5-乳週末地2-7等の納税方法も負担とサービスの而から理に叶っているのではないかと思っています。戸筋かたき掛浄のきんぴち静ひにけり飯田勇一山深く大山桜避れ咲き山崎正行新緑や校門様のお成り部屋今瀬多代英日本の拡大コピー錘のぼり竹内幸子段畑の談の短く綜酔燕咲く仲田まらゑ無風なり海き出る水を持つ蛙森静江薫風や新しき受よく匂ひ高橋芦江那珂川の風に乗りけり夏燕鯉測寿美鯉土間に鋼ふ金愈のびのび午後聯れし飯村愛子藤の昼墨絵のはがき届きけり飯村昭子新樹光観音様の肩丸し直線の太陽に蹄礎鐸綴恥銅子いそべきよふんはりと白藤の咲く呑深し田所厚子海鳥の群れ飛ぶ日和草矢打つ瀬谷博子トンネル鳥篭えてにぎわ・7大師講岩下金司幾星剰止幾の生家や藤の花富田多蔵燃えるよな霧島つつじに特みて青木新三郎座布団の唾に広がる小字術脳梗塞に引退く円楽さん萩山愛子坂道を上れば秀きふるさとの海広がれり春陽耀ひて大森久子しっかりと緑葉が覆ふ九き花蕗のたう摘む指先弾む佐川あや窓款勘く勝ム細負蹴秘脂分けゃわるゲートボールなれば心も藤かむ杉山みちこ早春の雑草抜けば再びQ習え出す命知るべし宮木ふみ江今朝見れば弓ぢ択元にかたくりの赤子の鱗ほど兜茶が出てにけり:‐所美忠子学童の飼育せる鮭の稚魚を桂川へ放流す「元気に戻って采いよ」製髪Lて匂ふ鶴獅来航陶小粋にしててよあなた山形式妙むらさきの雲の浄土を恩はする花大根の群れ嘆くあたり渡辺千紗子卒業し孫は新車と就職と願い叶いリ天商く澄み仲田こう満開の聯肪つつじ晩めつ三人畑恥よむ昼の休みに岩下通子ケンケンと雄の声する季節きて野に人影の多くなりける富田欽子除草の手休めて畑を晩めればブロッコリーの花背く咲きおり岩下英知野初曾孫の成撰願う鯉機新居の屋根をすれすれに舞う阿良山ウメノ戸k水張った田圃に蛙大合唱山木隆荘しろさとの赤ネギ瓜灸べて元気でる中島芳春雷粋の鳥居建てたる男等を祝うがごとく山桜嘆く鶴田すが生徒らに下校を答ぐる放送の西風に乗り間近に閲こゆ山ロ栄窓ごしに夫植へたりし山ツッジ早や満開に目をうばいおり市川魂子蕊蝦斡蕊哩薄井ひろ雲の中にタ日は溶けて形なくただ赤あかと沈みゆきたり枝不美老梅の匂へる小庭亡き兄の梯顕たせてはな閑かむり片見和枝花茨雪浴みつ、急激石段を長りて拝む雨引帆音ゆらゆら照熟詮為騨みたみまを乗せて去りゆく島愛子わんぱくの坊主に似合はい一年生の制服どこかぎごちなく見ゆ多田志保子はなれ住みて礎たりおきたりの続く夫を介護する我の百無梅し坪井きよ子ひと言の励ましが百人力となれば友との紳大切にせむ萩容登喜子野茨湖廊花片浴びる仔水綿を服細めて見守る親鳥‐熊和知美智子海かとも見紛ふ雄大な脅堵丘ネモフィラと言う可憐な花群冨田佐智子1口す広報しろさと2007年6月茎言しろさ進一d一

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