広報 しろさと No.022 2006(平成18)年 11月
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9月は、敬老の日を中心に満齢者のための催しが各地でありましたが、町でも敬老会を開催いたしました。私も9月の末に、町内で本年銘歳を迎えた方々%名と100歳の方6名を訪問しました。お伺いした方々は、施設や病院の方が2〜3名居りましたが、お会いした方はいずれもお元気で、庭の草取りや畑仕事をしていたり、自動車の遮転なども自分でハンドルを握っているとか、「まだ仕事現役です」とおっしゃる方等、こちらもそのパワーを頂いてきました。高齢者の生活タイプも大別して、2通りあるのかなとも思いました。大家庭4世代生活の中で、孫や曾孫と一緒に暮らし、若い人たちの刺激を受け一江気な高齢者ながら、若さを保っていく幕らし方と、自分の生活は、自分で行い、炊事、洗棚、針仕那等、日常の身のまわりは自分が取り仕切っていくタイプ、いずれもその人の考え方や、今までの生き方、生活のリズム等によって自然に成り立っていくのではないかと思います。昭和別年の旧常北町報9月号には、町内の銘歳の方M名、最高齢者は卵歳とあります。本年は常北地区の鎚歳の方妬名、最高齢者は104歳であります。地域の鋤年間を振り返ってみても長寿高齢への歩みが数字の上でもみられます。高齢者の方々が、なお一層元気で長寿を保たれますことをご祈念申しあげる次第です。戸扉旬操猪垣の上のいびつな空であり群れて飛漁聯謬譲一山崎正行山頭火の終涛の国秋澄めり…今瀬多代美麓より声の明るく紅葉符いそく凡噛』しトム野地菊や庸蝕の見える烏帽子岩高橋芦江郷に来て庭散策す紅紫の木飯村愛子京菓子の朱色の小箱初紅葉鯉測寿美慮里山の川の底まで秋日射す阿久津あい子夜飯咲き次き出土置く春ろかな田所厚子川風に重き稲穂の勢揃ひ飯村昭子長き夜足侵々と桧風呂和田範子母逝きて萩塞の場所の茸山仲田まらゑ木閉じて大きく曲りL虫時雨森静江三日目の晴天茸飯届く竹内幸子鰯雲命終の句は「山叔魚」瀬谷博子山認にリンドウの花背仲びして阿久津はつみ霧深きモズ潟く野良に蕎炎の花田ロ勝元もつれ合う花から花へと黒き錬秋空に金木獅蓉脚註』ぅ市川蕊子琴=しろさと夫急死のせつなき思ひに始めし短蕊は老へたる今の心を支ふ佐川あや良き意味の散と味方に分けられてスポーツ競ふ「ふれあい広場」に杉山みちこ各々の先祖のみ霊安かれと基守る息等の出逢いで脈わふ宮本ふみ江子寺唄聴かせし日びも遠くなり縦らの成長の遮きに駕く所美鯉子はるかなる宇宙の果てより来た史ふか「山ぽうLの花」は白く天向く奇柳京子灘灘弘黙蝉捌蝿波」の山形式妙典又の陽照る国道は人凱唾くただ自跡恥のみ生き物のごとし藤原千代白つめ菜のレイを女雛と綱みている祇躍の風渡りゆく野に渡辺千紗子わらべうたが今子育てにブームとふわが幼日の速く廷り来秋山愛子幼の日受リ遊びし鞍叫の山変られて墓所が広がる大森久子甲子図は自分を成長させてくれた大き戯舞台と声を震わす高堀よしの紅葉の弦く映る中禅寺湖の遊覧船上景色楽しむ岩下通子宵待らて淡淡会にふけりいる秋の虫連声よく揃う富田欽子今年こそ今年こそはと作る田に日照不足で稲穂短しト部まさ子戸広報紙配って逢えば皆元気山本隆荘茎芋と子宝忠む八頭青木新三郎飛びたたんばかりに嘆きし鷺草のいとしき姿日毎眺むる阿謬〈、山ウメノ晩秋の虫の音絶えてそこはかと冬の迫らを間近に聖蝋丁岩下美知野プレーオフ則腕松坂常聯らしき兄事完封Ⅱペンジ果たす山ロ栄照り轟る一日に折るごど乾せる川命贈陸稲かそかに乾きゆくらし簿井ひろうす暗き林道に入れば又の風ほぼ渡りゆきぬしばし礎さる枝不美音たててめくりたる頁にひとすぢの裳のこぽれて秋ふかみゆく”;片見和枝荒々と浩礁を洗ひ砕け散る白波の上「かもめ」飛び交ふ川畑上千代子遺柵なき児の磁石に花を供え称れる猟詳に戦野子無き世をと、崎愛子盤半帖もあらむチラシを拡げ見るメイソの太字鮮烈曲りき多田志保子日ごと訪う夫の病室しずかなり男性二人の脳老にあれば坪叩井きよ子木陰にて汗を拭きつつ手作りの粥蘇ジュース飲めば鱗恥通り過ぐ萩窓登喜子窓・窓・窓を次きぬく秋風肌に感じ夜具の用意の季の来たれるや3:和知美智子吾妻縦の南の唾慮り一面を七カマドの実が朱に染めいたり富田佐智子1回2006年11月広報しろさと

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