広報 しろさと No.013 2006(平成18)年 2月
10/12
正月休みに、近所の人から「城里町で一番高い川へ登ってきたよ』と電話がありました.これは、廻月に下赤沢の鶏足山(けいそくさん)に一緒に行こうとの誘いがあったのですが、町長は忙しくて都合がつかないと思って既に登ってきたとの報告でした。鶏足山は、標高430mの町内最高峰で、頂上からの展望は素晴らしく、天気が良い日で朝早く登ったので、窟士山から浅間山まで見渡せたとのことで、次回はぜひ一緒にという事になりました。このように、城里町の地域の中でも、私たちが鶏足山への誘可畳のし、気付かないで見過ごしているすばらしい景色や、山や川、森の景観などが沢山あるのではないかと思います。新しい観光黄源を作り出すということも必要かもしれませんが、今ある地域の資源を再評価、再発見して活用していくことが大切ではないかと思います。城里町の中にある日本の原風景のようなものを残しながら、「人と自然が響きあう」地域を目指していきたいものです.《Lこの内容は、町ホームページの「町長の部屋」の中でも掲載しています。ぜひご覧ください。俳句枯菊鱗で?すき日ざしを騨噴得そ飯田勇一水掻きの足も浮力と白鳥来一木雄一郎ゴルフ場日の出を受けて山眠る山崎正行鳥の芦静かに間けり白障子飯村昭子冬菜畑足跡深く入りにけりいそくきょ陽のあたる噸に倒れて飛椎阿久津あい子冬薙子のヰ打ちの温かし鯉剥箕懸順勿株の年輪いびつ冬の鳩今瀬多代英ふっくらと風船唐綿冬座敷田所厚子門松の竹奇々と初日の出文暮しろさと短歌父と同名ただそれだけにて懐かしく父の顔顕つ「信夫温輿と杉山みちこ臭日光の趣華蒋零盛りなる両嵩ほ坂」映像の中に吸われゆく思い寸宮本ふみ江輔一花何百枚とふ花びらの一片ごと手入す我培春は所美忠子夫のことを鍛えてくれたる教え子の師走のひとひ心暖かし山形式妙姫宮の結婚式は蕊華さけ新しき型を作り蛤ふか藤鯨千代物磁に「味吋焚き脆」の居座りで使わぬま、に我は老いたり舟柳京子かすかなる骨にふり向けば地に転ぶ緋の“の未だ鮮らし執皐く岬擁撒に劉靭の群がるを夫は補虫綱にて栂ふ秋山r唆子晩秋の刈田を抱く山間の空をカラフルな熱気球脆ぶ大撫久子伐採と決めたる甘柿この秋は幾年振りかで大き実坐りぬ…佐川あや初もうで柏手打てばその響き神に私けょ我の願ひを何.艮山ウメノ久々に詣でる神社人の波手に伝わるや人の情が市川義子山谷いのがけの下にふきのとう日だまりに小さい券を感じっ、岩下美知野〆如月に合併なりで早や一年町と言う名に馴染みつつあり岩下通子職進きて我に三年日が過ぎて郷の習いに馴染みつつ居り山ロ栄落ち葉せる鎮守の森を締き清め極月の集いに障りあらせず薄井ひろひと吹さの風に落ち一菜の吹雪きあり秋の陽ざしをしばし避る枝不美忘れられしものの哀しみ伝へんか晩秋の風鈴ひそやかに鳴る片凡和枝山陰の残りの錘葉惜しみっ、小森日和の山路分け入る川上千代子冷え鋸き師走の朝の空溌みて砿籍のベルのあく雑める烏愛子砂を洗ふ小森日の浜に降り立ちで水平線に進ふ妹のまぼろし多田志保子年ひとつ加うることのさみしさに預匹は思ねず元気に生きむ坪井きよ子空と郷の問に望む水戸の街左方の山は秋色に染めらる萩谷掻蕃子母の遺品の鮮やかな色にほほえみぬ錐もが一度は意識するらし和知美智子オカリナのやさしき調倦陰錘され弓ストレッチ体操にひととき励む雷田佐智子亜叩祢ランドセル居机ぱ信号守るママ山本隆荘1m広報しろさと…年2月
元のページ