広報 しろさと No.012 2006(平成18)年 1月
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V◎1.9Q0OS1月新年明けましておめでとうございます。今年も「まどころ通信」をどうぞよろしくお願いします1今年初めてのまどころ通信は、『ロタウイルスについて』です。ロタウイルス【ロタウイルスとは】写真形式篭過型電子顕微鏡像倍率26000倍瀞。【症状】冬の寒い時期に、生後6カ月から2歳くらいまでの乳幼児がかかることが多く、急性胃腸炎をおこす代表格の感染力が強いウイルスです。【感染経路】下痢便中に多量に排池されるウイルスなので、そこから手を介してほかの食器や食物にウイルスを移し、それを別の人が食べるという糞便感染が一番多いとされています。大人は感染しても軽症や無症状が多く、しかし糞便にはウイルスが出ていて、そこから家庭内の乳幼児に感染するという例が多かつだり、幼稚園・保育園などの集団牛活で子供どうしの接触による場合などもあります。激しいI厘吐(1日5~6回)、激しい下痢(米のとぎ汁のような白色の便)が特徴ですが3~8日程度で治まります。発熱は半日~1日で終わる場合が多く、2日を超える例はあまりありません。※激しい暇吐や下痢により急激に水分を失いますので、特に乳幼児では脱水症状に気をつける必要があります。例【治療】現窪このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はあり議せん。しかし上記のような症状”誰がみられ、飲んでも吐いてしまう場合は、早めに医療機関を受診してください。朝【ホームケア】月齢が小さいほど、脱水症状に陥りやすいので、早めに水分補給をするようにしましょう。吐き気が強いときはしばらくはお腹を休め、落ち着いたら水分(市販のイオン飲料等)を少しずつ補給しましょう。お風呂は熱がなく、ぐったりしていなければ、軽くはかまいません。お尻はきれいにしましょう。【予防方法】日頃から、調理前や食事前、トイレの後などにおいて、せっけんを使ってしっかりと手を洗うようにしましょう。【二次感染を防ぐために】患者の便や暇吐物には大量のウイルスが含まれていますので、その処理には十分注意する必要があります。また、下痢の症状がなくなった後も、患者の便にはしばらくウイルスの排出が続くと考えられますので、症状が治まっても安心はできません。汚物を処理する際には使い捨ての手袋を使用し、用便後や調理前の手洗いを徹底しましょう。【ノロウイルスとのちがい】ノロウイルスは、かき等の二枚貝に存在し、食中毒の原因となるものです。症状・対処方法はロタウイルヌとほぼ同じです。同様に注意してください。また、かきを調理するときは十分に火を通してください。可健康福祉課(城里町常北保健福祉センター内)aO2g-240-65SO(直通)aO2g-2BB-S111(代表)保健師までL、I』次回のまどころ還信は「認知症予防」です…年1月広報しろさとー匠司』

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