広報ななかい No.246 2003(平成15)年 3月
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自然・原始・古代担当者三名が現 地調査を行った十一月十六日は、秋 晴れのすがすがしい日でした。総務 課と教育委員会の方々に村内を案内 していただき、七会村の自然の豊か さに感動いたしました。 真端地区は、以前からリンゴ(温帯 性植物)が栽培されているので、温帯 性植物の生育地域と思っておりまし たが、今回「カラタチバナ」(暖帯性 植物)が自生状態で生育しているのを 見つけ驚きました。カラタチバナは マンリョウの仲間で暖帯性の植物で すから、真端は温苛性の植物と暖帯 性の植物の両方が生育している非常 に興味深い地域であると思います。 暖帯性植物で茨城県が分布の北 限(これより北では生育できない限 界のこと)に近い植物として、ヒト ツバ・ヌリトラノオ・キヨスミヒメ ワラビ・コバノイシカグマ・ヒカグ ツツジ・ヒイラギソウ・ササクサな どが七会村で確認されています。ま た、温帯性の植物として、コタニワ タリ・エンコウソウエアンニンソ ウ・レイジンソウなど、県内での産 地が少ない植物も確認されていま す。これら貴重な植物を大切に保護 していきたいものです。これらの植 物の七会村での生育状況等を細かく 仏国寺周辺はヒカゲッツジ・ヒト ツバ・ヌリトラノオなど貴重な植物 が生育していましたが、火事にあっ てしまったとのことで心配していま す。以前の植物群落が復活すること を願っています。 一月二十六日の合同巡検では総務 課の方に上赤沢・下赤沢・大網・徳 蔵地区を案内していただきました。 私は植物(特に巨木)と地質をヰ心に見 て回りました。七会村には村指定天 然記念物のカヤがありますが、それ につぐ巨木も記録しておきたいと思 調査していきたいと思います。また、 調査の中でさらに貴重なものを発見 できることを楽しみに頑張りたいと 思います。 ▲カラタチバナ っています。 動物や出土品については、村民の 皆様のご協力をいただき調査を進め たいと思い、アンケートを作ってい ますので、ご協力くださいますよう お願いいたします。 自然担当 安見 殊子 ◆問合せ◆ 総務課・村史編さん係 ℡70・7011 容㊨蓼呑㊧番傘愛の寄付金㊨車㊨番⑱怒参 <村へ> ・上原清書桂 一金200,000円 ・創価学会棟 一金170,000,000円 <社会福祉協議会へ> ・城北ライオンズクラブ桂 一金 ・茨城歌謡七会道場様 一金 ・小勝カラオケ同好会桂 一金 ・七会村体育協会様 一 ・水戸ヤクルト販売(株)桂 一金 円円円円円 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 02300 503070亜10 ( 多<の善意をあり方とうご言います。 七会村は、平成11年1月28日以来交通死亡事故の発生が なく、県内最高記録であった種村の1398日を上回り、平成 15年3月7日で1500日を達成しました。平成13年10月 23日には茨城県交通対策協議会長・茨城県知事より1000 日達成の表彰を受けております。 今後も交通事故による死亡者を出さないよう、村民一人ひ とりが交通ルールを守り、記録を更新していきましょう。
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