広報ななかい No.239 2002(平成14)年 1月
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村民の皆様、新年あけましておめで とうございます。 西暦二〇〇二年の新春を、ご家族お 揃いでお健やかにお迎えのことと心か らお喜び申し上げます。 村民の皆様には、日頃から村議会に 対する暖かいご支援と絶大なるご協力 を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、日本の経済情勢は依然として 景気の低迷が続いている厳しい状況で あります。 このような厳しい状況の中で執行部、 議会が互いに手を携えながら七会村が 直面している過疎からの脱却、少子高 齢化対策、道路・上水道等社会基盤の 整備、産業の振興、教育施設の充実等 広範囲に亘る諸問題に取り組んでまい りました。 平成十二年四月から施行されました 過疎地域自立促進法に基づき七会村過 疎地域自立促進計画(前期計画平成十 七会村議会議長 清水新書 二年度〜平成十六年度) が策定されま した。さらに本年を初年度とする第四 次七会村総合計画が策定され十年後の 村づくりに向け新たな計画が進められ る筋目の年であります。 二十一世紀の七会村をどのように創 造していくか。村の将来をどう描いて いくのか。七会村住民にとって大変重 要な計画になるわけであります。 効率的な財政運営等が求められるな か、地方分権が進み地方自治体の在り 方も大きく変化して行くと思われます。 県内の市町村においても、市町村合 併の話選が最近聞かれるようになりま した。 将来、村民の方々が安心して住める 村づくりのために、村民の皆さんの声 を聞きながら執行部、議会が一体とな り創意工夫を重ね、豊かで住みよい地 域づくりを目指し、皆様方の期待に応 えられるよう、全力で取り組んで行く 所存であります。 本年も、なお一層のご指導ご協力を 賜りますようお願い申し上げますとと もに、皆様のご健勝とご多幸を心から お祈り申し上げまして新年のご挨拶と いたします。 ( 現代では、競馬といえばサラブレッド。より速く走るよ うにと、品種改良を重ねてつくりあげられた馬です。広い こ・つく 胸幅、よく発達した後躯、四百キロを超す体を支える細い あし 脚。たてがみをなびかせて走る姿は、「走る芸術品」といわ れるだけあって、ほれぼれとする美しさです。 一方で「馬の耳に念仏」「馬耳東風」と、無反応、役立た ずの代表のようにいわれる馬の耳。私たちが何気なく使っ てしまう諺ですが、これは誤解と考えてよさそうです。 馬の耳は、前方にある物の距離を測るなど、優れた機能 をもっています。「馬の耳に念仏」は、悠然とした馬の姿か ら連想されたものなのでしょうが、馬にとっては迷惑な話 ですね。 午年の今年もまた、神社にはたくさんの絵馬が献納され ることでしょう。一年を健康に、無事に過ごせますように、 そして世界に平和が訪れますようにと、心から願わずにい られません。
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