広報ななかい No.239 2002(平成14)年 1月
2/8

村民の皆様、新年あけましておめでと うございます。 平成十四年の新春を皆様とともにお迎 えできますことを心からお喜び申し上げ ます。 村民の皆様方には、日頃から村政に対 し暖かいご理解とご協力・ご支援を賜り 心から厚くお礼申し上げます。 昨年は、新たなる世紀の期待あふれる 年でありましたが、全世界を震撼させた 米国の同時多発テロ事件、国内において は狂牛病問題・長引く景気の低迷による 企業の倒産・雇用の悪化等激動の一年と なりました。しかし、年末には皇太子ご 夫妻に待望の敬宮愛子内親王殿下がご誕 生され喜ばしい年でもありました。 村政につきましては大変厳しい財政状 況でありましたが、執行部と議会が一丸 となり七会村給合計画・過疎地域自立促 進計画に基づき農林商工業の振興・教育 七会村長 阿久津藤男 の振興・福祉の充実・基盤整備・生活環 境の整備等各種施策の推進に取り組んで まいりました。 本年も皆様が住んでよかったと実感で きる村づくりのために限られた財源を有 効かつ最大限に生かし諸施策を展開いた してまいります。 特に当面の課題であります水資源対策 としてのダム建設促進・簡易水道の早期 実現・塙地区村営住宅建設・五字地域へ の村営住宅及び分譲地の建設計画の推 進・地場産業の振興・物産センターの建 設・保健、福祉、医療、介護保険制度の 充実等全力で取り組んでまいります。 一方行財政改革、地方分権が進む中で 合併問題が各市町村で論議されておりま す。合併はいずれ避けては通れない問題 であると認識いたしております。 難問題が山積致しておりますが、村民 の声を十分お聞きし、新たに策定する七 会村第四次絵合計画を基に、議会と連携 を取りながら職員一丸となり豊かな村づ くりに邁進致してまいります。 本年も尚一層のご指導、ご協力・ご支 援をお願い申し上げますとともに皆様の ご健勝、ご多幸をお祈りいたしまして新 年のご挨拶と敦します。 〔 馬と聞くと真っ先に競馬を連想される方も多いと思いま はしりうまきそい・【上ま す。馬同士を走り蔑わせる行事は、走馬、競馬などといっ て、奈良時代から行われていました。特に端午の節句(五 月五日) の競馬は恒例で、ときの天皇が臨観したとの記録 が残っています。 馬が最初に家畜化されたのは、今かむ五千年ほど敵簸謡 央アジアでのこと。以来、人や荷を運んだり、物を争っぱ ったり、農耕を助けたり、戦場で働いたれどく、=さまざまな 北海道、長野、宮崎、沖縄などに計人種類がいます。これ らの馬の祖先が、いつごろ、どういうルートで日本列島に 渡ってきたのかは、まだはつきり分かっていません。 馬は、古典にもしばしば登場します。最古の歌集といわ よ れる「万葉集」には、馬を詠んだ歌が八十首近くあり、馬 が貴重であったことが読み取れます。たとえば、柿本人麻 呂の歌。 こはた 山 を 「私には馬があるが、あなたを思う心に耐えかねて、山 科の木幡の山道を歩いてきたのです」という恋歌です。人 麻呂のように宮廷仕えする階級の人が馬を所有できたこと が分かります。 うまどし 今年は午年 人と馬との長いつきあい 「走る芸術」 「馬の耳に念仏」 屯 銀呈:;∴∴二二争

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です