広報ななかい No.238 2001(平成13)年 12月
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軽 車インフルエンザは普通の風邪とどう違うの? 匂普通の風邪の症状は、のどの痛み、鼻汁、くしやみ、せきなど が中心で、全身症状はあまりみられません。発熱もインフルエンザ ほど高くなく、重症化することはほとんどありません。 一方、インフルエンザにかかると三九度以上の発熱、頭痛、関節 が阻 インフルエンザの予防には、予防接種が有効です。ワクチンの 投与によって体内にインフルエンザウイルスに対する抵抗力をつ くり、感染しにくくしたり、感染しても重くならないようにした りすることができます。 予防接種のワクチンは、そのシーズンに流行すると考えられる インフルエンザウイルスを予測して効果があるように作られてい ます。 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスよって引き起こ される呼吸器感染症です。発熱、頭痛、のどの痛みや鼻水など、 風邪によく似た症状がみられるため誤解されやすいのですが、普 通の風邪とはまったく違う病気です。 患者発生のピークは毎年一1二月で、全国で合計千人を超える 死亡者がでる年もあります。もし、かかったかなと思ったら、軽 く考えずに医師の診断を受けて下さい。 寒く空気が乾燥する冬は、毎年インフルエンザが流行する 季節。インフルエンザは普通の風邪とは異なり、肺炎の併 発など重症化や死亡の危険があります。予防接種は、特に 高齢者の重症化・死亡を防ぐ効果が証明されており、流行 前に予防接種を受けることをお勧めします。
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