広報ななかい No.228 2000(平成12)年 1月
3/12
村民の皆様、新年あけまして おめでとうございます。 記念すべき西暦二〇〇〇年の 新春をご家族お揃いでお健やかに お迎えのことと心からお慶び申し 上げます。 村民の皆様には、日頃から村 議会に対するあたたかいご理解と 絶大なるご協力を賜り厚くお礼申 し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、 日本の経済情勢は、やや回復の兆 候はあるものの依然として景気の 低迷が続いている状況でありまし た。 そのような厳しいなかで行わ れました、統一地方選挙におきま して新たに阿久津藤男村長が誕 生し、村議会議員も十二名が改 選されたわけであります。 新執行部、議会のもと七会村 が直面している過疎からの脱却、 少子高齢化対策、道路・上水道 等社会基盤の整備、産業の振興、 教育施設の充実等広範囲に亘る 諸問題に取り組んでまいりまし た。 本年度から実施される介護保 険制度の実施に向け、保健福祉 センター建設事業や中山間地域 総合整備事業による道路整備、 基盤整備事業なども計画的に進 められております。 また、七会中学校のプールや テニスコートの整備が完了し教 育施設の充実も隣接町村に劣ら ない整備がなされております。 新年のごあいさつ 七会村議会議長 昨年は村政百十周年という節目 の年でもありました。 来年は二十一世紀を迎えるわけ でありますが、効率的な行財政運 営等が求められるなか、地方分権 が進み地方自治体の在り方も大き く変化して行くと思われます。 二十一世紀が七会村民にとって 安定と発展の世紀として迎えられ るよう執行部、議会が一体となり 創意工夫を重ね、真に豊かで住み よい村づくりを目指し、村民の皆 様の期待に応えられるよう全力で 取り組んで行く所存であります。 本年も、なお一層のご指導ご協 力を賜りますようお願い申し上げ ますとともに、皆様のご健勝とご 多幸を心からお祈り申し上げまし て新年のごあいさつといたしま す。 近揮 () にすむ神秘的な動物で、水や雨に関 係するとされています。また、竜は 天子のシンボルとされ、天子の顔を 竜顔などと表現しています。 (水や雨をつかさどる 竜神・水神のシンボル) 日本では竜は神聖視されており、 古代神話にも竜が登場しています。 『古事記』と蔚漆書紀』には、 トヨタマメヒメの産屋での変身をヒ コホホデミノミコトが見訴ぺだりが ありますが、古事記では八尋のワニ になったとあり、日本書紀には「竜 となりぬ」と記されています。 また、竜は雲を呼び、雨を降らせ る神として古くから信仰されてお り、日本各地に竜神・水神として残 っています。 (困難を乗り越えて躍進する年へ) 「痙よ、初わ箋蓑では、「竜頭蛇 尾」「画竜点晴」「登竜門」など、中 国の故事に由来する言葉がよく知ら れます。 「登竜門」は、黄河上流の急流の 峡谷、竜門をのぼりきった魚が竜に 変わったという伝説から、成功への 一歩となる難関という意味がありま す。 辰年にあやかって、今年は難関を 突破し、飛躍の年にしていきたいで すね。
元のページ