広報ななかい No.225 1999(平成11)年 7月
6/8

大地震等の大規模災専に対応で きる安全な新都市が必要です は、立法・司法・ 行政の二.棟の中継権能を東京南以外 啓温暫 畳雷 の地域に移すことで、国会等の移転 と同じ意味です。東京をまるごと移 転することではなく、首都機能移転 後も、東京は経済・文化などの中心 都市として引き続き繁栄を続けると 考えられます。 現在の打都東京には、政治、 経済、文化をはじめ、さまざ まな機能が.椒に集中しすぎ ており、過密による弊害が生 じています。首都機能移鯨は、 この一極華中による弊害を是 止するとともに、災害に対す る凹の対応力を強化し、さら には地方分権、規制鞍和など の国政全般の改革を促進する ものといえます。 現在、国会等移転漆蕊奏は、 北東地域 へ.宮城県、福島県、 茨城県、栃本県)、東海地域 (.静岡県、愛知県、岐阜県.「 二.慮・蕊央地域 ハ三庶県、滋 貿貼、京都価、奈良県) の詞 せ対象地域を詳細に調亜し、 比較検討しているところです。 境にやさしい本県の 理想とする 『公園の 中の国際政治都市』 づくりが可能なこと です。 二十一世紀の大き な夢が広がるプロ ジェクトです 首都機能が本県に 本県の理想とする新都市は環 境にやさしい「公園の中の国 際政治都市」です 茨城県はこれまで、候補地の持つ 三つの優位性を重点的にPRしてい ます。 第一に、地震などの大規模災害が 極めて少なく安全性が高いことです。 第二に、東京とは八十㌔から百二 十㌔という程よい距離に位置してい るため、引き続き経済・文化の中枢 機能を担う東京と、政治・行政の中 枢機能を担う新都市とが、円滑な連 携をとることができることです。 第三に、平坦な土地が多く、気候が 温暖で、自然環境にも恵まれた地域 であり、著しい地形 の変更をせずに、環 √\ 移転された場合、さまざまな面で大 きな波及効果が予想されます。日本 を象徴する新都市が立地する県とし ての知名度やイメージアップ、国際 性の向上、文化的環境の充実、道路 など社会的基盤の充実、県内産業の 活性化などが期待されます。 首都機能移転は、二十一世紀の本 県の発展につながる契機であり、大 きな夢が広がるプロジェクトです。 県では今後も関係機関との連携を とりながら、「『公園の中の国際政治 都市』 の創造」をキャッチフレーズ に、茨城中北部地域への首都機能移 転が実現するよう引き続き積極的な 取り組みを続けていきます。皆様の ご理解とご協力をお願いします。 全国統一暴力追放標語 暴力を させぬ許さぬ 市民の団結

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です