広報ななかい No.222 1999(平成11)年 1月
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新年あけましておめでとおござい ます。 輝かしい平成十一年の新春を村民 の皆様とともにお迎えできますこと を心からお慶び申し上げます。 村民の皆様には、日頃から村政に 対するあたたかいご理解、ご協力を 賜り厚くお礼申し上げます。 昨年は、国内外を問わず厳しい情 勢の中ではありましたが、待望の七 会中学校建設の完成をはじめとす る、諸事業も竣工・完遂するなど村 政が順調に推移することができまし た。 これもひとえに皆様のあたたかい ご理解とご支援の賜と心から感謝申 し上げます。 経済界などで不景気は底をついた との見方もあるようですが、長期間 にわたる景気の低迷による影響から なかなか脱出できない状況下にあり ます。 平成十一年度は、本村にとりまし ても景気の回復が思うようにまかせ ず税収等においてかなり厳しいもの があります。このような中、今年の予 算編成は例年にも増して苦慮するこ とは必至でありますが、不用・不急 の費用については極力節減するな ど、行政改革を推進し経費の合理化 を図って村づくりを進めていきま す。 村づくりの原点は、生活環境の充 実といわれています。 生活環境の整備、小規模生活ダム 建設の早期実現を目指し上水道の完 全供給に向けて努力いたします。 また、村づくりは人づくりからと 〔 もいわれます。そのためには、教育 の環境づくりが不可欠です。ご協力 により小・中学校共完成をみた学校 教育はもちろんのこと、社会教育・ 生涯学習の充実に向けて邁進いたし ます。さらに、高齢化の到来で福祉 問題がクローズアップされておりま すが、地域ぐるみで高齢者を支え合 うシステムづくりや、介護保険制度 発足に伴う体制の確立および保健福 祉センター建設等積極的な取り組み を因ってまいります。 村民本位の村政、村民の声で直接 響く行政を目指します。 「住んでよかった」と誰もが自信 を持って21世紀に向け誇れる村づく りの実現のために議会と一丸となっ て努力いたします。 今後とも村民の皆様のご指導ご鞭 撞のほどよろしくお願い申し上げま して、新年のごあいさつといたしま す。 七会村長 岩下金司 ( 今年は卯年。十二支の四番目のう さぎ年です。 うさぎというと耳が長く、目が赤 く、毛は自、ピョンピョン跳ねる動 物を思い浮かべますが、これは私た ちがよく見る日本白色種で、ほかに も多くの種類がいます。毛が白黒で パンダウサギとも呼ばれるダッチ、 耳の下がったロッブイヤー、耳の短 いピーターラビット…など。 だれでも知っているうさぎの話と いえば、「うさぎとカメ」です。う さぎとカメが向こうの山まで、どち らが先に行けるか競走します。早い うさぎは、カメがのろいのを見て途 今年は卯年
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