広報ななかい No.217 1998(平成10)年 1月
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村民の皆様、新年おめで とうございます。 希望に満ちた輝かしい平 成10年の新春をご家族お揃 いでお迎えのこととお慶び 申し上げます。 村民の皆様には、日頃か ら村議会に対する温かいご 理解と絶大なるご協力を賜 り、厚くお礼申し上げます。 お陰をもちまして昨年も中 学校の校舎建設を始めとし て道路網の整備・産業施設 の整備等諸事業の振興が図 られ、着実に発展への基盤 が固められてまいりました が、ここに新年を迎え、七 新年のごあいさつ 会村の一段の躍進を期して 清新の気がみなぎるのを感 ずるところであります。 ご承知のとおり、日本の 経済も政府の景気回復策に もかかわらず依然として厳 しい状況が続いており、21 世紀を目前にして誠に憂慮 すべき事態であります。 七会村を取り巻く情勢を見 ましても、長引く不況の影 響で厳しい財政運営の中で 克服すべき多くの課題を抱 えておりますが、執行部・ 議会が相互協力し豊かで明 るく住みよい村づくりを目 指し、今後更に創意工夫を ( 七会村議会議長 卜 部 巳善男 重ね、各種の事業を積極的 に推進し、村民の皆様方の ご期待に応えられるよう努 力をしてまいる所存であり ます。 本年も一層のご支援ご協 力を賜りますようお願い申 し上げますとともに、皆様 方のご健勝、ご多幸を心か らお祈り申し上げまして、 年頭のごあいさつといたし ます。 んぼ虎児を得ず」も、虎の子が 貴重なものという意味から、危 険を冒さなければ (虎の住んで いる穴に入らなければ)成功は 得られないということです。 「虎刈り」は、丸刈りがはや らなくなったので、最近はあま り見かけません。「虎の巻」は、 もともとは兵法の秘伝を記した 書物のこと。以前は、学生さん などが参考書などをこう呼んだ ものですが、この言葉もはやら なくなりました。 また、虎は強いもの、恐ろし いもののたとえにもよく使われ こしたんたん ます。「虎視眈眈」「虎の威をか 轟「虎の嬉踏む」「虎は千 里縁って千里還る」「虎は飢え ても死肉を食わず」「虎は死し て皮を残す」など、枚挙にいと まがありません。 昨年は明るい話題の少ない年 でした。今年は虎のように、威 勢よく頑張りたいものですね。

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