広報ななかい No.206 1996(平成8)年 4月
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村政の発展と福祉の向上を 図るため「七会村新線合計画・ 過疎地域活性化計画」その他 各種計画等に基づき、財政の 厳しい状況を踏まえつつも村 の実情に既した適切な事業の 積極的な実施に努め、二十一 世紀に向って、活力ある地域 づくりを推進してまいります。 このような中で編成された 平成八年度の一般会計予算は、 歳入歳出それぞれ二一億九千 二四万六千円で、対前年度比 五・五%増となっております。 主な事業は、七会中学校校舎 改築工事、体育館実施設計委 託をはじめふるさと農道緊急 整備事業、山急県単土地改良 事業、林道改良、舗装工事、 林道開設工事、自然景観活用 施設整備事業、保育所施設の 整備、消防施設の整備、継続 事業である地籍調査及び製茶 加工ライン整備補助事業等で あり、これらの事業を計画的 に推進するとともに、過疎地 域活性化計画に計上されたも の及び緊急性のあるものを重 点的に実施し、限られた財源 を有効に活用しっつ地域の活 「 性化等地域振興を図る方針で あります。 歳入においては、地方税、 地方交付税の伸びは期待でき ない一方で、国庫支出金につ いてほ、七会中学校建設に伴 い対前年度比三九〇%と大幅 増となりました。 歳入の中に占める自主財源 は二四・五%であり、依存財 海は七五・五%として依然と して厳しい状況にあります。 尚、村債の平成八年度末現 在高は二二億七七、九三七千 円(対前年度比一五・七%増) の見込みであります。 一方歳出面については、行 財政改革の推進は現下の緊急 の課題であることに鑑み、本 村においても「七会村行政改 革大網」に基づき、行政の簡 素効率化と経費の節減合理化 を推進するとともに、村民の 福祉と生活の向上の充実のた めに財源の重点的かつ効率的 な配分に努めます。 国保特別会計においては、 国民健康保健法に基づき、医 療の普及と適正化を図るため に老人保健特別会計との整合 を保ちつつ編成いたしました。 事業勘定については、医療 技術の高度化により一人当り の医療費は年々増加しており 歳入歳出それぞれ二億四五、 八四〇千円(対前年度比一一 %) の増となりました。 施設勘定においては、一般 会計からの繰入金は四三、0 00千円(対前年度比七・五 %) の増を見込み、歳入歳出 それぞれ三億一七、九五五千 円となりました。 老人保健特別会計において は、老人保険法に基づいて七 〇才以上と六五才以上のねた きり老人の健康と医療の確保 に努めているが、一人当りの 医療費は増嵩しています。 今後も更に予防医療と健康 教育の推進を図り、医療費の 抑制に努めていきます。 簡易水道事業特別会計につ いては、平成三年度から塩子 地区の簡易水道事業による飲 料水が供給されたことに伴な い、今年度においては維持管理 に努めることから前年度と比 較して大幅な滅となり歳入歳 出それぞれ三八、二八四千円と なりました。今後は、生活小 競模ダムの早期完成に努め、 五字地区・小勝地区一部の飲料 水の確保を図ってまいります。 平成8年度会計別予算内訳 単位‥千円% ( 会 計 別 区 分 本 年 度 予 算 額 前 年 度 予 算 額 比較増減 増 減 率 一 般 会 計 歳入歳出合計 2,190,246 2,076,493 113,753 5.5 国 保 245,840 221,483 24,357 11.0 特 別 A フ三 317,955 326,776 △8,821 △2.7 計 老人保健特別会計 歳入歳出合計 259,364 248,485 10,879 4.4 簡易水道特別会計 歳入歳出合計 38,284 419,444 △381,160 △90.9 合 計 歳入歳出合計 3,051,689 3,292,681 △240,992 △7.3 3 P -
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