広報ななかい　No.205　1996（平成8）年　1月

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一 11 村民の皆様方には、お健や かに平成八年の新春をお迎え のことと心からお慶びを申し 上げます。 昨年は、村民各位の絶大な るご支援を賜り、三期日の村 長選挙に無投票当選すること ができました。厚くお礼申し 上げますと共に責任の重大さ を感じております。 平成七年度を省みますと、 不幸にも阪神大震災が暮明け となってしまいました。被災 地の皆さんには、心からお見 舞を申し上げ、早期復興を祈 る次第です。又夏の異常気象 に見舞われましたが、幸いに して、本村では農作物は概ね 順調な作柄となりましたこと は、喜びに堪えません。しか 新年のごあいさつ 村長 岩下 金司 し景気は一部に回復の兆しが みられたものの、総じて厳し い状況での一年でありました。 一方、七会村におきましては、 村始まって以来の新事業が完 成を見ました。 三月には、さくらトンネル が開通し、今後七会村発展に 大きく貢献される事と期待い たします。又四月のオフトー ク通信開局は、最も有効、適 切な伝達手段になると思いま す。六月には上水道の一部供 用開始となり正に水道元年と なったわけであります。九月 には社会福祉協議会が法人化 され、いよいよ福祉行政に厚 みを増しました。以上、どの 事業についても村民の皆様の ご協力があったからこそ為し 遂げられたのであります。 さて、本年も新結合計画 (前期)、過疎地城活性化計画 (後期)を基本に、重点事業 として次のことを推進してま いります。 1、基幹産業である農林業に つきましては、生産基盤の充 実、特用林産物の拡大、畜産 振興と生産農家の指導育成等 引続き力を注ぐ所存でありま す。 2、村民福祉につきましては、 社会福祉協議会の法人化によ り、福祉行政のシステムづく りなど積極的な取り組みを図っ てまいります。 3、教育面につきましては七 会中学校の建設に向けて、一 丸となって取り組みます。又 村民運動場も完成させ、社全 体育の充実と青少年の健全育 成を図ると共に生涯学習につ いても強力に推進いたします。 4、生活環境においては、道 路網の整備を始め簡易水道事 業の推進と小規模生活ダムの 早期着工、広域農道の早期開 通を進めます。 5、商工、観光関係では、商 工会の育成、観光施設の整備 等々着実に推進し、村民の福 祉向上の為に努力してまいり ますので、村民皆様の一層の ご支援、ご協力をお願い申し 上げ年頭のごあいさつといた します。 村民の皆様新年明けまして おめでとうございます。 希望に満ちた輝かしい平成 八年の新春を、ご家族お揃い でお健やかにお迎えのことと お喜び申し上げます。 村民の皆様には、日頃から 村議会に対する温かいご理解 と絶大なるご協力を賜り、厚 く御礼申しあげます。村政は お陰をもちまして昨年も着実 に基盤を固めて参りましたが、 ここに新年を迎え本村の一段 の躍進を期して、活気みなぎ るのを感ずるところでありま す。ご承知のとおり七会村を 取り巻く情勢をみましても、 二十一世紀を旦別にやぇ、国 際化、情報化、高齢化等が急 速に進行しっつあります。 このような時にあたり、さ くらトンネルが開通し、村の 利便性が更に向上するものと 期待するものでございます。 また、オフトーク通信開局、 中学校敷地造成、地域スポー 一11\ 議会議長 飯村 憲司 ツ施設の整備、上水道整備等 各種事業が展開され、更に社 会福祉協議会設立等村民福祉 の向上に対し議会といたしま して、支援をして参ったとこ ろでございます。 しかしながら、克服すべき多 くの課題を抱えており、行政需 要は益々複雑多様化するなど誠 に厳しいものがございます。 我が七会村は岩下村政が三 期日の就任となり一層のご期 待をするところであります。 議会といたしましても議会構 成が大きく変わりました。長 引く不況の影響で厳しい財政 運営の中で、中学校建設をは じめ各種の事業実現に向けて ご努力いただきますとともに 執行部、議会が相協力し村民 福祉の向上と安定した村行政 が図られますよう努力する所 存であります。より豊かで明 るく住みよい村づくりを目指 して、今後更に創意工夫を重 ね、村民皆様方のご期待に応 えられるよう決意を新たにし ております。どうか本年も相 変わらぬ御支援、御協力を賜 りますよう心からお願い申し 上げまして新年のご挨拶とい たします。

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