広報ななかい No.202 1995(平成7)年 7月
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平成五年六月から二年間、 国保診療所でご活躍いただき ました菱川先生がこの度の異 動で自治医大大宮医僚センタ ーヘ転勤されました。 外科医として特に「ガン」 については、健康教室によっ て親しく指導され、予防面に おいても貢献されました。二 年間ごくろうさまでした。 六月一日、菱川先生の後任 として、石塚恒夫先生が着任 いたしました。 前任者同様よろしくお囁い いたします。 診察室から 医師が変わりました ▲菱川先生 石塚 恒夫(28才) 外科 特技二フグピー (県立中央病院から) ▲石塚先生 話しかけたり、服にケチャ ップなどをつけたり、コイン をばらまいたりして注意をそ らし、そのわずかのスキに財 布やかばんを取ります。 ●対策 日本人の現金志向は、海外 で有名です。海外となると、 クレジット・カードやトラベ ラーズ・チェックでは不安な のか、平気で高額の現金を持 ち歩く人がいます。狙う側か 殺人や強盗などの凶悪犯罪 は、夜間に集中します。けん 銃やナイフで脅かされたり、 ときには命を落としたりする こともあります。 ●対策 夕方以降、出歩くのは危険 です。「わたしはカモ」と、いっ 海外で、事件や事故に巻き込まれないようにす るには、何に気をつければいいのでしょうか。日 本人がよく被害に遭う犯罪の手口と、その対策を 紹介しましょう。 海外旅行に出かけ香前に らすれば、日本人はヶ当たり 外れの少ない人種〞といえる でし享つ。 さらに国内旅行と同じよう な感覚で歩く人が多いので、 犯罪をする側から見れば、日 本人はスキだらけです。海外 では、交差点を渡るときに車 やオートバイなどに気をつけ るくらいの注意力が常に必要 です。そうすれば、簡単に狙 われません。 ているようなものです。不案 内な土地を一人で歩いたり、 事情の分からない日本人だけ で行動したりするのは控えた ほうがよいでしょう。薄暗く なって、周りの様子が分から なくなってきたら、ホテルか ら出ないほうが賢明です。 ′し・ 肩にかけているバッグや カメラ、抱えている手荷物 を、引ったくられる被害も 増えています。また、ホテ ルの部屋のドアをノックさ れ、相手がだれかを確かめ ずに開けたために、強盗に 遭うケースもあります。 ●対策 引ったくりの対策は、車 道寄りを歩かないことです。 さらに、荷物を車道側に持 たないようにしてください。 また、路上で浮浪者風のグ ループや子どもの集団を見 たら、避けて通りましょう。 ホテルの部屋にいるとき は、必ず防犯チェーンをか けてください。ドアをノッ クされても不用意に開けな いで、まず相手を確認しま しょう。従業員のように見 えても、自分 が呼んでいな いのならフロ ントに確認を とってくださ ヽ ○ .-V
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