広報ななかい No.200 1995(平成7)年 3月
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政府は昨年十二月十九日 「平成七年度の経済見通しと 経済運営の基本的態度」を閣 議了解し、併せて「平成七年 度予算編成方針」を決定し、 七十兆九千億余円の予算概算 を十二月二十五日閣議決定し たところであります。この国 の基本方針を潜ま、え、県の指 導下のもと七会村の予算を編 成した次第であります。 長引く景気の低迷により、 苦しい財政運営を強いられる なかで、過疎地域活性化特別 措置法、新山村振兵法等各種 財政援助措置を有効に活用し、 各種機関の要望等を組み込ん で編成いたしました。 平成七年度の七会村一般会 計、特別会計の予算総額は、 歳入歳出とも三十二億九千二 百六十八万一千円であり、七 会村行政の全般を執行するた めのものであります。(対前 年度此七・九パーセント増) これらは、七会中学校敷地 造成工事及び簡易水道事業の 事業費の増等によるものであ り、積極的な予算を編成いた 村長施 ( 政方針 ■ しました。 ◎村行政一般を執行するため の一般合計の歳入歳出総葡は、 二十億七千六百四十九万三千 円であり、対前年度比は六・ 八パーセント増となっており ます。財政状況は、例年同様 極めて厳しいものがあります が、村民の要望に応、え、七会 村総合計画の目的達成のため の具体的施策を積極的に取り 上げ、村勢の発展と住民福祉 の向上を図るため、限られた 財政を有効に活用してまいり ます。一方、村の安定的な財 源の確保に努めるとともに、 歳出面においても行政の簡素 効率化と経費の節減合理化を 推進し、各種事業については 優先順位の選択を厳しく行う などし、財源の重点的かつ効 率的分配に努め村民の生活向 上と福祉の充実に努めてまい ります。 ◎次に国民健康保険特別会計 でありますが、事業勘定につ きましては、歳入歳出総額と もに二億二千盲四十八万三千 円であり、老人保健法該当者 を除く、被保険者の医寮給付 を主とする保健事業でありま す。一人当りの医療費が年々 増加していくなか、財源確保 は極めて厳しいものがありま すが、村民が安心して医療を 受けられるよう財源の確保に 万全を期しておるところであ ります。 ◎施設勘定につきましては、 歳入歳出総額三億二千六盲七 十七万六千円であり、診療所 の運営に係るもので、村内唯 平成7年度の主な施策(事業) 1 簡易水道施設整備事業 2 土地改良事業(暗渠排水、かんがい排水、農道橋) 3 広域農道整備事業 4 国土調査法に基づく地籍調査の推進 5 農道及び林道開設事業(農道1路線、林道1路線) 6 村道網の整備(改良2路線) 7 消防施設の整備拡充(詰所1棟、消火栓格納庫12ヶ所) 8 義務教育施設整備(中学校敷地造成、中学校プール補修工事) 9 山村振興特別対策事糞(キャンプ場施設整備、緑地広場整備) 10 特産加工施設整備(製茶加工ライン整備補助) 11診寮所施設整備(医師住宅1棟、患者輸送車購入) 12 中学校校舎建設実施設計委託 千八百四十八万五千円であり、 高齢者の健康保持と適正な医 療確保のためのものです。 ○簡易水道特別会計の歳入歳 出総額は四億一千九百四十四 万四千円であり、本年度の工 事によって塩子地区簡易水道 対象地区全域の給水が開始さ れることになります。 一の診療機関として診療内容% の充実を図るものです。 軋 ◎老人保健特別会計予算につ千 きましては、歳入歳出二億四億 なお、各会計別の予算については、次のとおりです。 区 分 本 年 度 前 年 度 比 較 増 減 率 般 合 計 2,076,493 1,943,947 132,546 6.8 国民健康 221,483 229,000 △ 7,517 △3.3 保 険 326,776 333,018 △ 6,242 △1.9 老 人 保 健 248,485 246,958 1,527 0.6 簡 易 水 道 事 糞 419,444 299,609 119,835 40.0 小 計 1,216,188 1,108,585 107,603 9.7 合 計 3,292,681 3,052,532 240,149 7.9
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