広報ななかい No.199 1995(平成7)年 1月
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村長 岩下 金司 新年明けましておめでとう ございます。 輝かしい新春を村民の皆様 と共にお迎え出来ましたこと を衷心よりお慶び申し上げま す。 村民の皆様には、日頃から 村政に対する温かいご理解、 ご協力を賜り厚くお礼申し上 げます。 昨年は国内外共に激動の年 でありました。世界に目を向 けると中東の和平、ルワンダ やボスニアの内戦、国内では 政界再編の中での連立政権誕 生、政治改革関連法の成立、 経済不況の長期化等々、本村 においても記藤的な猛暑によ る農作物に対する被害が続出、 野菜や果樹寮が特に被害を受 けました。米作は全県下では 豊作と云う事ですが、本村で は台風による倒伏と秋の長雨 で穂発芽米等で平年作を下廻 りました。 今年は亥年「猪突猛進」に 期待し村もそして皆様にとっ てすばらしい年でありますよ うご祈念を申し上げます。 さて村は「友愛いっぱい豊 かで明るい村づくり」を基本 理念とした新稔合計画(前期) 過疎地域活性化計画(後期) 等の趣旨を踏まえ、種々の施 策を進めているところでござ Jl・ いますが、本年の重点事業と して次のことを強力に推進し てまいります。 教育環境の整備では七会中 学校の建設、スポーツ振興を 目指したグランドの建設、生 活環境の整備では道路網の整 備やいよいよl部供用開始す る簡易水道事業等の推進であ ります。農林業の振興では土 地改良の推進、農地流動化に よる受委託事業の推進、認定 農家の支援。商工、観光関係 では商工会の育成、観光施設 づいてより一層の福祉向上を の整備。ソフト面では高齢化 社会に向けての充実を図るた め、国保診療所の充実、社会 福祉、老人保健福祉計画に基 目指します。待望久しいさく らトンネルの開通はいよいよ 三月二十二日となりました。 広域農道の一部開通、小規模 生活ダムの早期着工へ向けて の努力等、多数の懸案事業を 推進し、より快適な生活環境 の実現を目指してまいる所有 でございますので村民の皆様 の一層のご支援、ご協力をお 願い申し上げ年頭のごあいさ つといたします。 議会議長 阿久津邦夫 謹んで新春のお喜びを申し 上げます。輝かしい平成七年 度七会村々制百六年目の年頭 に当り、七会村民の皆様の御 健康と御発展を心からお祝い 申し上げます。 村民の皆様には、日頃村政 に対する暖かい御理解と絶大 なる御協力を賜り厚く御礼申 し上げます。お蔭をもちまし て、昨年も着実に発展への基 盤を固めてまいりましたが、 ここに新年を迎え七会村の一 段の躍進を期して清新の気が みなぎるのを覚えます。 しかし七会村をとりまく諸 情勢は、景気にようやく下げ 止まりの気配が見えて釆たと いうものの、全体としてはな お、足踏みの状態にあります。 歳入の相当部分を交付金や村 債に依存せざるをえないとい う状態にありますが私ども議 決機関といたしましては、村 民生活の安定向上を図るため、 ーーヘ 新年は人心を一新する契機と なってこそ意義あるとい、つこ とをまづもって自覚し、将来 を考、え、新しい年の生活計画 を立て、新しい希望の出発点 としたいものであります。 「今年は戦後五十年の節目の 年」でもあり議員一同さらに 創意工夫を重ね、村民皆様方 のご期待にこたえるよう決意 を新たにしておりますので、 どうか本年も相変わらぬご支 援ご協力を賜わりますよう心 からお願い申し上げまして新 年のごあいさつといたします。 十二支の最後の干支です。十 二の方向を示す十二支をそれ ぞれに動物を当てています。 イノシシは、日本では北海 道から沖縄までの広い範囲で 分布しており、七会村でも昭 和二十年代のころには数多く 生息していたことは記憶に新 しいところです。 さてこのイノシシといえば 猪突猛進という言葉を連想し ますが、今はゆとりの時代で す。猛進したらゆっくり休む ようにしたいものです。 今年は亥年…

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